宮内:誇りと肩書、働き方の自由は差し上げるけれど、給料は高くはない。それで会社として成り立つかどうか、です(笑)。

河合:楽しみです。

宮内:今、いろいろ勉強していまして。初めは非常に狭い市場、ニッチなところからやろうとしているんです。そして「これなら、会社は存続できる、個人も生きられる」ということが分かれば、皆さんの好きなことをやってもらおうと。「私の得意技」で。

河合:パソコンとかITに精通してなくてもいいんですか?

宮内:必要なし。あなたは今日からパソコンをやってくださいと、そんなばかなことを言ったところでできませんから、できることをやってくださいと(笑)。

河合:すごい。どれくらい先の目標ですか。

宮内:この10年ぐらいの間に、ベースだけでもつくることができれば面白いなと思っています。

河合:ありがとうございました。最後に1つだけ、40代、50代の読者の方で、会社の中でも居場所を失いつつある、でも、ホントはがんばりたいと思っている人に、宮内さんからメッセージをいただけますでしょうか。

宮内:やはり自分の人生ですから、会社に振り回される必要はないのです。自分で考えて、自分のベストの道を、40歳でも50歳でもまったく遅くないですから。全然遅くないですから、チャレンジすべきです。「明日は面白い」と信じて、やるべきだと思います。

河合:たとえお給料が減ったとしても?

80歳になって「明日がもっと面白い」

宮内:大会社からどこかへ行ったとしたら、当然お給料は減ります。だけど、そのうちに自分の働きで、何倍かにすればいい。チャレンジというのは、そんなものだと思いますよ。

河合:あ、あの……私、最後と言いながら、もう1つだけ聞きたくなっちゃいました。宮内さんの中で、今までの中で、最大のチャレンジだった出来事って何なんですか。

宮内:最大。

河合:はい。

宮内:そうですね。毎日がチャレンジだったかな。毎日が面白かったです。80歳まで面白かったなと思うんですけど、もうそれは過去の済んだことですから。明日の方がもっと面白いと、そう思っています。

河合:じゃ。これからも毎日チャレンジ。私も毎日チャレンジがんばります!

宮内:がんばりましょう。一所懸命ね。

河合:はい。目の前のことを…。今日は、ホントにありがとうございました。

宮内:いやいや、勝手な話をしてしまいました(笑)。

河合:何か元気が出ました。明日がいい日になりそうな気がしてきました(笑)。

宮内:いや、明日が面白いと思っている限りは、大丈夫なんですよ。「もう今日は飽きた、昨日なんて思い出したくもない。早く明日よやってこい」。こういう気持ちが、一番大事だと思います。

河合:じゃあ、今日飽きたときは寝ればいいですね。明日が来ますから。

宮内:そうです。よく寝ないとだめです。

河合:はい(笑)。どうもありがとうございました。

宮内:いやいや、こちらこそ(笑)。

『他人をバカにしたがる男たち』
なんとおかげさまで五刷出来!あれよあれよの3万部! ジワジワ話題の「ジジイの壁」

他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアシリーズ)

《今週の名言奇言 (週刊朝日)》斎藤美奈子氏

「ジジイ」とは「自己保身」に長け、組織内で得た権力を「自分のため」に使う人。「ジジイの習性」は「いるよいるよ、そういう人」と思わせるものばかりである。

 〈彼らは手にした属性にすがり、集団の名声=自分の価値、役職の価値=自分の価値と勘違いし続けている〉からだ。部下をバカにし、若者をバカにし、女をバカにする。〈〝ジジイたちの壁〟は厚い。ベルリンの壁よりも厚い〉。まったくね。

 私もずっと怒ってましたよ、ジジイの壁に。しかし、年を重ねると、自分がそっち側かもという恐怖がわく。私もちょっとヤバいです。

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この記事はシリーズ「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

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