意志力のある人とない人の違い

「私は仕事を真面目にやってきました。きちんと成果も出してきました。といっても、チームでひとつのプロジェクトに取り組むので、私個人だけの力ではありません。

 それでも自分の分担はしっかりやっていたつもりだったので、上司から、『キミは義務感だけで仕事をしてる』って言われたときは、自分に対するダメだしだと思っていたんです。

 そもそも上司のいう“義務感”の意味がわからなかったし、義務感だろうとなんだろうと、ちゃんと仕事してるんだからいいじゃないかと、反発も正直ありました。

 でも、講演会で『意志力』のことを聞いて。意志力を明確にすることが、『一歩前に踏み出す』ことの原動力になるとわかって。私にはなかった視点で、目から鱗でした。

 自分には意志力がない。なかった。というか、具現化できていなかったんです。

 講演を聞いたあと、自分の意志力は何なのかなぁって、ず~っと考えていました。河合さんが教えてくれた、見つけ方も実践してみました。でも、あと一歩、というところまでくるんですけど、『これだ!』ってところまでたどり着けない。それで周りの人の意志力を聞いてまわったんです。

 『この仕事を、なぜ、してるのか? この仕事を通じて、何を実現したいのか?』と、総勢50人くらいに聞いて回りました!

 私の質問に即答する人、考え込む人、ありきたりの答えをいう人、情熱的に語る人、いろいろいました。それで、答えられた人=意志力のある人、答えられない人=意志力のない人、ってわけて、両者で何が違うのか?を考えてみたんです。

 意志力のある人とない人の違い。意志力のある人は、何か問題にぶつかったときに、『どうやれば解決できるか?』を考えて動いていました。何かのせいにしたり、文句をタラタラいうんじゃなくて、具体的な解決策を考えて、実行してる。

 意志力のある人は、期待を超えるアウトプットを出しているなぁ、とも感じました。たとえ、最終的なアウトプットにプラスαがなくても、そこに至るプロセスに工夫があったり、より効率的であったり。常にポジティブに取り組んでいる。

 河合さんが『意志力が明確になると、一歩前に踏み出すことができる』って言ってましたよね? 確かに私の周りの意志力のある人は、一歩前に踏み出そうとしている人たちだった。 

 私の意志力は何なのか? まだ、これだ!と、100%明確にはなっていません。でも、おぼろげながらその姿が見えてきました。

 なんか青臭くて、自分でも頬が赤くなってしまうようなことなんですけど、『人に話しているうちに具現化できる』と河合さんが言っていたので、別紙にまとめたので見ておいてください。よろしくお願いします!」

 以上が、彼から送られてきたメールの一部です。