嘘をつくこと自体が力になる?!

 加えて「説得力のある嘘つきほど支配力を持ち、 嘘をつくという行為自体が、その人に力を与える」ことがある。
(「The Effects of Power and Deception on Dominance, Credibility, and Decision Making」より)

 「嘘と権力の影響」を、120人を対象にした心理実験から明らかにしたオクラホマ大学のN.E.ダンブラー教授によると、
 「人間はウソをつけばつくほど、段々とふてぶてしくなり、自信たっぷりに振る舞るまい、命令的に話すようになる。そういった態度が、一段とその人に対する服従を強める」
 というのだ。

 私たちは嘘を嫌い、無責任な人を嘆く一方で、嘘をつく人の高圧的な態度に信頼感を抱くという、極めて矛盾する心も持ち、それが結果的に嘘つきに増々力を与え、権力者の足場を強固にしてるってことなのだろうか。

 ただ、そういった危険サイクルに入った組織は、必ず滅びることは歴史が語っている。

 そして、自分は無責任に嘘をつくより、バカ正直に生きたいと願っている。噓は泥棒の始まり。人生において大切なことは、やはり幼稚園のときに習っているのだな。うん。

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