日本人はなぜ「同期」をここまで気にかけるのか?

楠木:左遷に関連することで言えば、日本人がものすごく意識しているのが「同期」です。同期より自分の役職が上か下かとか、給料の差とか…。1年上の先輩と給料が1万円違っていても気にしないのですが、同期より100円少ないとものすごく落ち込んだりする(笑)

河合:気持ちはものすごくわかります。でも、冷静に考えると、そこと比較してどうする? というか…。もっと自分が築いてきたキャリアに、自信を持って欲しい。

楠木:横並びの意識が強い日本では、同期が評価の指標、つまり左遷の判断基準になることも少なくありません。「同期のトップから2年遅れた」とか、調子の良いときは「同期でトップグループを走っていた」といった発言になります。

河合:健康社会学では、同期を、ストレスに対峙する際の「傘」の一つとしてとらえています。生きていれば、必ずストレスがあります。私はストレスを雨に例えて、ストレスに対峙してくれるものを「傘」と呼んでいるのですが、同期は、とても大事な傘なんです。

楠木:ご指摘の通り、同期はライバルというだけではありません。とても大事なつながりです。相手先の部署に同期がいれば、社内調整をスムーズに進めることができます。

河合:私は4年間、全日空のキャビンアテンダントをやっていましたけれども、同期には愚痴のこぼし相手になってもらったり…。嫌なことがあっても、同期もだいたい同じような嫌な思いをしていたりするのでお互いに共感もありますし、本当にありがたい存在でした。話すと元気が出ますし。

楠木:ただ、左遷に直面した時の相談相手としては、同期はあまり適さないかもしれません。立場や考え方が近い人なので、新たな働き方を検討する際には参考にならないからです。

*6月17日公開予定の「「飛ばされた…」 それでも強い人の共通項」に続く

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