この国の“トップ”たちに、命を搾取されている

 メンタルが低下する社員を「個人の問題」と片付けるトップには、

「だって、ウツとか言っても、どうせ100人いて1人なるか、ならないかくらいの確率だろ?」

と“たったひとりのために?”的感覚を持っている人が多い。

 もちろん中には、下請けの中小企業などの場合、どんなにトップが長時間労働をなくしたくても、自社だけではコントロールできない部分があることは否定できない。

 それでもやはり、うつ、メンタル不調、プレゼンティズム、アブセンティズム、どれもこれも企業の生産性に対してマイナスでしかないので、残業削減に取り組んで欲しい。1社でも多くの企業のトップが、残業を撲滅させる勇気を持って欲しいと願う。

 毎度、長時間労働の話題になると、「国の責任」を追及したくなってしまうのだが、長時間労働を本気で改善したけりゃ、国が徹底的に違法な残業を取り締まるべきだし、インターバル規制を義務づけるべき。日本には36協定という抜け道があるし、欧州の残業が人権問題、健康問題とセットで考えられているのに対し、日本は賃金とセットになってしまっている点で明らかにおかしいのだ。

 なぜ、過労死が、世界にも通じる不名誉な「KAROSHI」になってしまったのか?

 なぜ、いまだに「過労死ライン」である月80時間を超えて残業をした従業員がいる企業が、全体の2割余りもあるのか?

 なぜ、この異常な結果を、メディアはもっともっと積極的に報道しない?

 全くもっておかしな話だ。

 過労死ラインギリギリで働いている人たちは、この国の“トップ”たちに、命を搾取されている。

 なぜ、週休2日にこだわる? 週休3日にすればいい。 それくらいのパラダイムシフトが必要じゃないのか。

 フランスのレオン・ブルム氏が、週40時間労働制を推し進め2週間の有給休暇を保証するマティニョン法(通称「バカンス法」)を制定し、「もっと働け」ではなく、「もっと休め!」とのスローガンで、経済も、人も、元気にさせたように、だ。

この本は現代の競争社会を『生き勝つ』ためのミドル世代への一冊です。

というわけで、このたび、「○●●●」となりました!

さて、………「○●●●」の答えは何でしょう?

はい、みなさま、考えましたね!
これです!これが「考える力を鍛える『穴あけ勉強法』」です!

何を隠そう、これは私が高校生のときに生み出し、ずっと実践している独学法です。
気象予報士も、博士号も、NS時代の名物企画も、日経のコラムも、すべて穴をあけ(=知識のアメーバー化)、考える力(=アナロジー)を駆使し、キャリアを築いてきました。

「学び直したい!」
「新商品を考えたい!」
「資格を取りたい!」
「セカンドキャリアを考えている!」

といった方たちに私のささやかな経験から培ってきた“穴をあけて”考える、という方法論を書いた一冊です。

ぜひ、手に取ってみてください!

考える力を鍛える「穴あけ」勉強法: 難関資格・東大大学院も一発合格できた!