クラッシャー上司って、メタ認知を全然持てない

河合:ってことは、私のことを「育ててやろう」って思ってくれてくれている読者が、多いということですかね(苦笑)

松崎:自分勝手な解釈でね。つまり、クラッシャー上司って、メタ認知を全然持てない。

河合:自分の思考や行動を客観的に把握したり認識できないということですね。だから、自分が悪いことを言ったりやっているという自覚がない。言われた方は結構、凹むんですけどね。

 チェック項目はほかにもありますか? 外見とか。例えばちょっとイケメンだとか、ちょっとおしゃれだとか、何かそういうのはあるんですか。

松崎:ちょっと「変なスノッブ」が多いかもしれない。

河合:変なスノッブ??

松崎:彼らは何においても承認されたいタイプです。だから持ち物一つについても、「それは何とかのペンですね」とか、「それってイタリアのアレですね」みたいなことを言ってほしくてしょうがない。

河合:ヤバッ。私の財布、一見、渋谷の109とかで売ってそうなやつなんですけど、実はプラダなんです。それで、マルキューと思われたくないから、プラダのマークをいつもこうやって表にしているんです。私、クラッシャータイプですかね(笑)

編集Y田:河合さん、危ないな……(笑)

松崎:それがね、例えばルイ・ヴィトンでいえば、モノグラムではなくタイガを選ぶっていうか……。ブランドのロゴなどが前面に出ている「いかにも」ってものは好まない。イメージ的には、百貨店とかにある、目利きのバイヤーが選りすぐってきた商品。

河合:ん?

松崎:優れたバイヤーが、パリとミラノのマニュファクチャリングのところに行って、直接仕入れたこだわりの品って感じのもの。そんなに大量には輸入できなくて、「ここだけで販売しますよ」といったセリフでアピールする。「分かる人には分かる」がウリの、オシャレ感の高いヤツって感じなんですが。

河合:あっ……なるほど。クリエーターの方がよく持っているような。あ、クリエーターのみなさま、これまたすみません(笑)

 チェックポイントその2。目利きバイヤーの選りすぐり商品が好き。ああ、これを読んだ人たち、いきなり自分の身の回りのものをチェックしますよ(笑)

松崎:ただ、今の話、あくまでもちょっとした傾向なので……。みんながみんなそうではないですし、「そうしたものが好きな人=クラッシャー上司」ということでは決してないので、その点は誤解しないでください。

河合:まぁ、あくまでも「セルフチェック」の一項目ですからね。他にはどうですか? 基本的に体力があるとか、大食漢であるとか。

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