つまり、「演じる」というのは、相手のいいなりになることでもなければ、ひとりで完結するものでもない。自己と他者を分離するのではなく、逆につながりを強化していくなかで、自立した一人の人間として成熟する。

 そこには「関わる他者」が必要不可欠で、学生を採用する人たちもまた、彼らの中に潜む能力を引き出す役目を演じることが必要不可欠。もし、本当に「○○な人材が欲しい」と思うなら、もっと誠実に、「就活」生を必死に演じようとしている学生に、自分たちが関わるしかない。

 まさしく、数年前に取り上げたロート製薬の「とりあえずシューカツを辞めます!」宣言のように、だ。(「“とりあえずシューカツ”に流れる学生と企業の相似形」)

 え? その前に「この動画が、私たちが生きている現状である」とするなら、私たちが、無理やり走るのをやめればいい? ふむ。そのとおりだ。だが、今とりあえず“枠内”にとどまっている人たちが、やめられる? だろうか……。

 最後に。フランスに本社がある某企業では、フランス人が日本に出張したり、転勤したりするとき用のマニュアルがあり、そこには次のような一節があるという。

 「スーツは紺かグレー。ネクタイはストライプ。それ以外は、日本人には受け入れられない」

 こ、これって……、本当に誰の指令なのだろう? 

この本は現代の競争社会を『生き勝つ』ためのミドル世代への一冊です。

というわけで、このたび、「○●●●」となりました!

さて、………「○●●●」の答えは何でしょう?

はい、みなさま、考えましたね!
これです!これが「考える力を鍛える『穴あけ勉強法』」です!

何を隠そう、これは私が高校生のときに生み出し、ずっと実践している独学法です。
気象予報士も、博士号も、NS時代の名物企画も、日経のコラムも、すべて穴をあけ(=知識のアメーバー化)、考える力(=アナロジー)を駆使し、キャリアを築いてきました。

「学び直したい!」
「新商品を考えたい!」
「資格を取りたい!」
「セカンドキャリアを考えている!」

といった方たちに私のささやかな経験から培ってきた“穴をあけて”考える、という方法論を書いた一冊です。

ぜひ、手に取ってみてください!

考える力を鍛える「穴あけ」勉強法: 難関資格・東大大学院も一発合格できた!