卒業します!

 読者のみなさま、こんにちは。
 担当編集のY崎です。

 突然ですが、今回のフェルさんの記事を最後に担当を卒業させていただくことになりました。9カ月という短い期間でしたが、ジェットコースターに乗っているかのように、ハラハラドキドキする得難い経験ができました。

 締め切りギリギリの時間まで、待てど暮らせど原稿がこない、取材先の自動車メーカーの広報担当幹部が怒鳴り込んでくる、日曜日の夜に家族で焼き肉レストランで食事をしていると、突然、原稿の修正依頼の電話がかかってくる……。

 ここではとても書けない、フェル担当だからこそ味わえる衝撃的な事件もありました。

 いろいろドラマもありましたが、本コラムの担当は辛いだけではありません。フェルさんの取材に同行するのは本当に楽しみでした。一般的なマスコミの自動車担当記者が知らないような様々な面白い話が聞けるからです。

 私もジャーナリストとして様々なクルマの開発者を取材した経験はありますが、フェルさんは、エンジニアの人間性と面白さを引き出すのが本当にうまい。大変勉強になりました。今後は一読者として(新担当編集の苦労に思いをはせながら)、フェルさんの記事を読むのを楽しみにしています。

 次の担当は、伝説の男です。名前はまだ明かせませんが、ご存知の読者の方も多いもしれません。あの男がついに復活します。

 本人は「もう二度と担当したくない」と泣き叫んでいたようですが、運命とは本当に残酷なものですね。かつてのように毎週、金土日がつぶれるのではないか、と戦々恐々としていました。地獄の日々がまた始まるのでしょうか……。担当を外れる身としては、あふれんばかりの感謝とともに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 さて新担当編集になって、新年から再スタートを切る「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」。引き続き、ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いたします!