とにかくデカい!世界最大の農機具見本市


 アグリテクニカは、ドイツ農業協会(DLG)が開催する世界最大の農機具、農業資材、農業ビジネスの見本市である。ドイツはもちろん、52カ国から3000もの企業が出展する。来場者数は45万人をラクに超え、その内の10万人は国外からのお客さんである。文字通りの国際展示会だ。

会場はデカい。ともかくデカい。100万㎡の敷地に、こんな巨大な展示ホールが、ゴロゴロと27棟も建っている。

 会場となるのはハノーファー国際見本市会場(Hanover Fairground)。ドイツはニーダーザクセン州にある、敷地面積100万㎡、展示ホール数27、総展示面積50万㎡の、世界最大の展示場である。ともかく広い。べらぼうに広い。腕に着けていたGARMINで歩数を計測したところ、一日の歩数は2万5000歩を超えていた。革靴でこんなに歩き回ることなど滅多にないので足が棒になった。


 会場には、打ち合わせを兼ねてオープンの前日から訪れた。翌日の開場を控えているのに、他社の皆さんはノンビリとタバコを吸いながら談笑していたりする。こんなことで明日までに間に合うのだろうか。

「もっと右かねー?」「んー。そのへんで良いんじゃない?」なんてことを無線でやりとりしながらノンビリと作業を進めていた。明日までに間に合うのだろうか……。

 場内は禁煙のはずなのだが、みなさんガンガンにタバコを吸いながら作業をされている。ドイツはタバコの税金が非常に高いので販売価格も当然高い。またタバコのパッケージが非常におどろおどろしい物で、喫煙意思を減退させるのに十分なデザインなのだが、みなさんお構いなしである。

ドイツの成人男子喫煙率は35%。ちなみに日本は34%だそうだ。我が国の喫煙率はそんなに高かったのか。ちょっと意外である。せいぜい20%くらいかと思った。
しかしすごいパッケージデザインだ。これを見ながら吸えるとは、大変な度胸だと思う。
同じ時間にクボタのブースを訪れたら、こちらの作業はほぼ完了していて、あとは床の防塵ビニールを外すのみ、という状況だった。さすがは日本企業である。
今回の取材の主たる目的は、クボタのみなさまのインタビューにある。前回もご登場頂いた飯田聡・取締役専務役員。マスク姿のインタビュアーにも慣れたご様子で、会場の展示物のご案内を頂いた。

 しかしこのフェルマスク。どこへ行っても大変な人気で、これを被って歩くとゾロゾロと人が着いてくる。トラクターに乗って写真を撮ろうものなら、「なんなのアイツ……」とご覧の通りの人だかりである。

ご覧ください、この人気ぶり。みなさん私の写真を撮ってどうするのだろう。「バカ発見ww」とかドイツ語でツイッターに書くのでしょうか……。隣の飯田専務、困惑顔である。
視点を逆にするとこうなる。私のカメラで撮った写真。芸能人はこれが日常なのかと思うと目眩がしてくる。大変だなぁ。パンピーで良かった。
こちらはクボタの現地スタッフの方。「写真を息子に見せるんだ」と仰っていましたが、私のことは何と説明するのだろう。