みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチです。
本日も、明るく楽しくヨタ話から参りましょう。
iPhoneXを買いました。近所の島忠ホームセンターをブラブラしていたら、テナントの家電量販店の店頭に、「iPhoneX 在庫あります!」と手書きで乱暴に書かれたPOPが掲示されている。需要過多で、年内入手は絶望的と聞いていたので半信半疑で店員さんにたずねると、「docomoなら、いま2台ありますけど」と余裕の回答。現有のスマホのあまりの不出来に辟易していたので、即断いたしました。齢55にして、遂にiPhoneデビューです。

交誼の深いアップルジャパン広報部長の竹林賢氏に、「僕の友達でiPhoneを使っていないのはフェルだけだよ」と会う度にチクリと言われていたのですが、頑なにAndroidを使っていたのはSUICAが使えなかったからです。しかしその問題も前モデルから解消した。そろそろ変えなきゃな、と思っていた時に「予約なし、待ち時間ゼロで購入できる」という。これに乗らない手はありません。
超人気商品に店頭在庫が出るカラクリを聞くと、「いや実はキャンセルが結構出るんですよ」と。速攻で入手したい人は、docomo、au、ソフトバンクの3キャリアに三重同時発注をかけるのだそうです。で、一番早く来たキャリアと契約し、他の2社分はキャンセルしてしまう。悪質なやり口ですが、「それでもiPhoneはすぐにはけちゃいますから問題ありません。お客さんみたいな人が大勢いるので(笑)」と。なるほどそういうことでしたか。
とまれ、iPhoneは快適です。今まで使っていたXperiaは、暖房器具としては優れていましたが、凍る、切れる、上がる、とスマホとしては最低の代物でした。iPhoneに変えて一番の後悔は、「なぜもっと早くiPhoneにしなかったのか」ということです。現状はこの端末の持つ機能の100分の1も使えていないので、徐々に勉強していこうと思います。
トライアスロン仲間の楠本修二郎氏が、ATカーニー日本法人代表の梅澤高明氏と共著で本を出されました。『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』

オリンピックに向けての設備投資額は、官民合わせて11兆6000億円にもなるそうです。「その後」はどうなるのか。東京が「つまらない未来都市」にならないための「あるべき姿」を、本の前半は具体的な数字を上げて徹底解説し、後半は11人のキーパーソンとの対談で示しています。中には「ん?」という方もいらっしゃいますが、まあそこはそれ。面白く読みました。我が東京が、リオみたいに「一年後は廃墟」なんてのは困りますからね。ご一読を。や、出版は日経BPでしたか。
トヨタの東京本社でFIA 世界ラリー選手権のシーズン報告会があったので出かけてきました。チーム代表 トミ・マキネンを始め、ヤリーマティ・ラトバラ、エサペッカ・ラッピ、ミーカ・アンティラ、ヤンネ・フェルムの豪華メンバー。さらにサプライズでオット・タナックとマルティン・ヤルヴェオヤも登場し、場内にはざわめきが広がりました。

面白かったのは、取材の際にドライバーがやたらとエンジンの出来を褒めるので、エンジンプロジェクトリーダーの青木徳生氏が「Part of the car.」(エンジンはクルマを構成する部品の一つだからさ)と発言した所、隣に座るエサペッカ・ラッピ氏が、すかさず「Heart of the car.」(でもエンジンはクルマのハートだよね)と返したところです。いろいろなお話をうかがいましたが、このやり取りが一番面白かったな。


ということでボチボチ本編へと参りましょう。クボタの取材で訪れた、ハノーファーのアグリテクニカ見学記です。
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