みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今週も軽くヨタ話から参りましょう。

 初代オデッセイの開発責任者である小田垣邦道さんの出版記念パーティーに出席してきました。

元ホンダ副社長、ケーヒン社長を歴任された小田垣さん。名車オデッセイを一から立ち上げた生粋のエンジニアです。

 乗用車をベースにしてミニバンに仕立てたオデッセイは、正しくエポックメイキングと呼ぶに相応しいクルマでした。その開発秘話を小説仕立てにしたご著書が『ユリシーズ』です。

 本の中でホンダは「萬田自動車」として描かれています。あの頃のホンダはヨカッタ……等と泣き言は申しますまい。時代が変われば企業も変わる。

 同じ日にはナウなヤングの六本木で白戸太朗氏の生誕50周年・トライアスロンデビュー30週年のパーリーが開かれておりました。こちらには2時間ほど遅れてドタバタと慌ただしく参加してきました。

トライアスロンチームAlapaの面々と。主役不在の記念撮影とはどういうことでしょう。

 白戸氏は日本のトライアスロン界を牽引してきた“重鎮”と呼べる人物です。学生時代からトライアスロンを始め、いまも現役の選手としてハワイ・コナで開かれる世界選手権をはじめ多くの大会で活躍されている。

 彼はともかく気配りが凄い。そして人の気持ちをアゲるのが非常に上手い。

 誕生会の翌々日に、名古屋で開かれた手作りのマラソン大会で10キロほど一緒に走ったのですが、アイアンマン以来6週間も全く練習しておらず、ブヨブヨのブタ状態である私を常に気遣い、遅れそうになると「ほら、フェルさん!離れてるよ!」とすぐに声をかけてくれる。そしてその場で咀嚼できるようなワンポイントの指導を、走りながら適切なタイミングで出してくれる。

 今や単なるブタ人間に成り下がった私を、10キロ46分で走りきらせてしまうのですから、その指導力たるや生半なものではないでしょう。今の私は自力じゃ50分切りも怪しいところです。

白戸氏はすれ違う選手”全員”に声をかけ、ハイタッチをして行きます。本当に凄いことだと思います。一方のフェル。顎が上がり腰が落ち、まったくなっていません。「アイアンマン 練習しなけりゃ ただのブタ」であります。それじゃお前はそれまでキチンと練習しておったのか、という話もありますが、まあ今よりはやってましたよ。

本大会のスペシャルゲスト。左から白戸太朗氏、山本淳一氏、稲田弘氏、山本良介氏、いやはやものすごいメンツです。主催者の成瀬大兄。お疲れ様でござんした。

 そしてこちらは安定のレギュラーメンバー。クルマ関係男飲みであります。

 夜遊びが続いているフェルは敢え無く寝落ちいたしまして、後半の話はまったく記憶にございません。運良く座れた帰りの小田急線でも気持ちよくスリープしてしまい、ハッと気付けばまさかの新百合ヶ丘駅。帰りの電車があったことを喜ぶべきなのでしょうか。

歌舞伎町の風俗街にあるタイ料理屋にて。よく食べよく話しよく眠りました。トヨタ広報有田くん、カニ剥き係お疲れ様でした。

 軽くと申しましたが少し長めになりました。それではぼちぼち本編へと参りましょう。

 今週からお送りするのは「国産ガイシャ」としてその名も高い、アバルト124スパイダーです。