みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 所用があり、週末は超駆け足でハワイに行って来ました。

 機材はボーイング787。ジャンボの時代よりも飛行機は確実に快適になっていますね。カーボンを多用した効果で振動が少なく乗り心地は良いし、燃費も良い。電気系のトラブルさえなければ787は本当に良い機材です。

夕暮れのアラモアナ・ビーチパーク。練習嫌いの私でも、こんな景色なら少しは走る気になろうというものです。

 昔からホノルルへ行くと必ず一度は朝食を摂りに訪れていた老舗のダイナー「WAILANA COFFEE HOUSE」が9月末日をもって閉店してしまいました。ちょうど家具類を運び出している最中だったので、お願いして中の様子を撮影させてもらいました。

本当に閉店してしまうのだなぁ……。5月に来た時は何事もなく営業していたのですが。

 何しろ古い店ですから老朽化が進み、インフラ設備の更新を迫られていた。その費用が100万ドルもかかるとのこと。オーナー氏は次のテナントも場所柄飲食店が入るだろうと見ているそうですが、結構な面積がありますからね。家賃と設備投資を考えれば、実績と資本力のあるチェーン店が入るのではありますまいか。雰囲気のあるダイナーでしたから、次もいい店が入ってくれることを期待します。

ドアにはこんな張り紙が。オープンは1970年ですから、50年近くもこの場所で営業していたことになります。

 暗い話題が続いて恐縮ですが、ホノルルでは現在、マリオット系のホテルでストライキが発生しています。実はこれ、ホノルルだけの話ではなく、全米各地で起きている大規模なもの。10月の初旬から、ボストン、サンフランシスコ、サンディエゴ、オークランド、サンノゼ、デトロイト、そしてホノルルと計8000人ほどが参加しているのだそうです。ハワイでも2700人がホテル前を中心に連日ワッショイとやっています。

ストは10月8日から始まりました。24時間体制で缶やバケツを叩きながらシュプレヒコールを上げています。

 たまたま友人夫妻がモアナサーフライダーに泊まっていたのですが、宿泊期間中1度もリネン類の交換がなく、シャンプーや石鹸もフロント前に積んであり、「ご自由にどうぞ」と。「事前に何の説明もなく、割引すらないのだからヒドい」と怒っていました。

ホノルルではシェラトン・ワイキキ・ホテル、ロイヤルハワイアンホテル、モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ、シェラトン・プリンセス・カイウラニと4つのホテルが。マウイではシェラトン・マウイ・リゾート&スパがストを行っています(表記は日本の公式ページに合わせました。共同通信が配信した労組側のプレスリリースはこちら)。

 ストの理由として挙げているのが「家賃や物価の上昇に見合う給料や労働条件の改善」で、さらにマリオットが推進する「Make a Green Choice」プログラムも槍玉に挙がっています。これは環境や持続可能社会実現のための取り組みで、ハウスキーピングサービスを断ると食事券がもらえる、というもの。実際にそれなりの効果も上げているそうなのですが、ユニオン側は「実際は労働コスト削減プログラムに他ならない」と批判しているのだとか。合併を重ねて、今や世界最大のホテルチェーンとなったマリオットですが、さてどうなるのでしょう。

 アイランドフレンチを標榜する「PARIS.HAWAII 」に行ってきました。ハワイの食材をフレンチの技法で供する意欲的な店です。パリのベストビストロ「Le Clown Bar」でスーシェフを務めていた山中祐哉氏をシェフに迎え、連日の大盛況です。

PARIS.HAWAIIにて。奥のイケメンが山中祐哉シェフ。真ん中が投資家の早川仁くんです。

 ここで極上のフレンチを愉しみながら、トライアスロン仲間の早川くんから彼の投資案件について話を聞きました。長く外資の金融で活躍してきた早川くん。現在は仲間と投資ファンドを立ち上げて複数のスタートアップ企業に出資しているのですが、そのうちの1つが「トラノコ」です。

 これはカードや電子決済で行う毎日の買い物で発生するであろう「おつり」にあたる小銭を貯めて、世界の株や債券に分散投資するというサービスです。こう書くと難しく見えますが、実際はアプリを登録しておけば全てを自動計算してくれて、自分の銀行口座から月に1回貯まった「おつり」分の金額が投資信託の購入に充てられるというものです。早川くんは以前から「投資のハードルを下げたい」と言っておりまして、それを実現してくれそうなのがこのトラノコだった、というわけです。

 信託手数料が激安なので「おつりじゃなくて、一気にドカンと振り込んでもいいの?」と聞くと、「本来の目的ではありませんが、実際にそうやっている人も多いです」とのこと。銀行などで信託商品を買うと、それこそ利回りよりも高い手数料を取られることもありますからね。私は「本来の目的ではない」入金方法で、リターン重視の「大トラ」コースを選ぼうと思います(笑)。

 そうそう。担当編集マイトのYが担当した本が出ました。クソ忙しい中ご苦労さまです。中国人の(日本人からすると)おかしな行動の理由がスッキリ分かる、とても面白い本だそうです。私はまだ読んでないんですけどぉ(松本伊代調)。

田中信彦さん著、編集はマイトのY入魂の『スッキリ中国論 スジの日本、量の中国』。この本1冊分よりも、当欄1本分の方が圧倒的に「直し」の量が多かったらしいです。本当に申し訳ございません。写真は本欄ADの高橋マンちゃん(左)とマイトのY(右)です。

 さてさて、それでは本編へとまいりましょう。
 ホンダが19年ぶりに出した軽商用バン、N-VANの開発者インタビューです。