みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 意外、と言ってはナンですが、トラクターの話が非常に好評でありました。
 やはりみなさまこうした「働くクルマ」が大好きなのですね。

 実は何年か前に50m級のはしご車を取材して、バスケットで最上部へ登らせてもらおう、という企画が持ち上がっていたのですが、何しろあの手の特殊車両は在庫豊富というわけにはいかず、どこかの県から注文が入ったら初めて作り始める……という仕組みになっているそうでして、それじゃその注文てぇのを待ちやしょう、なんて言っているうちに立ち消えになってしまった経緯があるのです。はしご車に関しては、現在ある筋を通して依頼中です。うまい具合にタイミングが合えばいいのですが……。他にも空港で働くクルマとか、長距離トラック(できればデコトラ)の同乗インタビューなんてのも面白そうです。「ウチで面白いクルマに乗れるよ」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。ガンガン取材に行っちゃいます!

前号のコメント欄でトラクターのシートベルトについて言及された方が何名かいらしたので、ここで補足を。トラクターにももちろんシートベルトは付いています。お話をうかがった柏原久徳さんも、「ベルトしてれば放り出されず助かるんだけどね」とおっしゃっていました。ただ、現場では「面倒だから」と装着しない方も少なくないのだとか。キャビン強化などの安全策を講じても、ベルトを締めていなければどうにもなりません。あ、それから10月17日14時現在一番下のコメントを送ってくださった方。「収穫まで時間がかかる畑作に比べ、酪農は日銭が入るからいい」という柏原さんのお話は紹介しましたが、「酪農が畑作より楽」なんて失礼なことは一言も書いていませんよ。字が読め(以下編集部カット、あんたも失礼や!)

 懸案だったタルガの改造が始まりました。

パーツも集まり始め、いよいよ改造が始まります。マニアックススタジアムのファクトリーにて。

 販売台数の少ないタルガですから、改造に関しては本職の自動車評論家、河口まなぶ氏や渡辺敏史氏をはじめ、関係各位から反対されていたのですが、はやる茶目っ気を抑えきれず、正式にオーダーを入れてしまいました。部品も着々と集まり始めています。悩みに悩んだエアロパーツは、最終的にポルシェ純正のGT3キットを取り付けることになりました。正規で買うと実に300万円超(!!)と桁外れの高額商品ですが、改造の総合管理をお願いしているマニアックススタジアムの山下純一社長が、新品同様のセカンドハンドを見つけて来てくださり、格安で入手することができました。ありがたや。

リアには大きな羽根も付けちゃいます。と、ここで問題発生。スポイラーの形状変更に伴い、リアのファンも交換しなければならなくなったのです。ノーマルからの流用はできそうにないので、これだけは本国へ発注することになりました。発注から部品到着まで3週間はかかるとのこと。わが道は遠く細く……。
中古車を買ったら「タイヤと油脂類は全交換」は基本の「き」であります。タイヤはヨコハマのADVAN Sport V105をチョイス。

 ホイールも大いに悩みましたが、山下さんと長時間検討した結果、最終的にRAYSの鍛造に決まりました。こちらも発注してからしばらく時間がかかるとのこと。まあ気長に待ちましょう。

 タイヤとホイールを替えたらクルマはどのように変わるのでしょう。仕上がりが楽しみです。

 さてさて、それでは本編へとまいりましょう。

 今週からお送りするのは、(鋭い読者の方の読み通り!)ホンダが19年ぶりに放った商用の軽バンであるN-VANです。