その後も、お役所体質でしたでしょうか?

 こんにちは。担当編集Y崎です。前回の本コラムの記事に関して、三菱自動車の方から下記のようなご連絡をいただきました。フェルさんが同記事で触れた取材までの経緯に関するものです。同社の担当者と相談の上、以下に全文を掲載させていただくことにしました。

 「フェルさんの3月のお申し込みについては、燃費不正問題の全容は車種担当のいちエンジニアでは説明しきれない、再発防止・社内改革を含めた燃費不正問題に関する説明会を後に控えていた時期であり、この時点では不十分な内容にとどまることになるため辞退させて頂きたい、きちんとご説明できる段階までお待ち頂けるのであれば、延期とさせて頂きたい旨を申し上げました。また、アウトランダーPHEVを紹介頂ける機会を失ったことに未練はありませんでした。

 6月のお申し込みでは、当初、アウトランダーPHEVについては含まれておらず、最初から鳥居をご指名でした。私どもは企画書から企業統治や経営戦略といった部分まで説明を求められていると受け止め、本部長クラスではなく、開発・品質担当の副社長である山下で調整させて頂きたい旨の回答をしました。

 アウトランダーPHEVは、仕切り直しにより鳥居で取材することとなった後に出てきた話であり無関係です。また、多田氏がヤマグチ様に鳥居を推薦したタイミングが、事実と異なります。さらに申し上げるなら、こういった経緯はご説明頂くまでもなく、鳥居は多田氏から聞いておりました。

 燃費不正問題の後、再発防止と信頼回復に向けて真摯に取り組んできたつもりです。最初のご連絡の際、試乗会期間中であり留守中に対応した担当者が十分な確認をしないままお話が進んでいたため、後に企画書だけでなく想定されるご質問を頂くよう指示したのは事実です。

 慎重になりすぎたことが誤解を生んだかもしれませんが、その後は信頼し、心を開いて、対応させて頂いてきたつもりです。その後も、お役所体質でしたでしょうか?」

 担当編集としては、いろいろな行き違いがあったものの、「その後」は、三菱自動車の広報の方は取材を実現するために力を尽くして対応していただいたと感じています。それではフェルさんと鳥居さんのお話の続きは、次週までお待ちください。

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

ウェビナー開催、「なぜ世界はEVを選ぶのか」(全2回)

 日経ビジネスLIVEでは2人の専門家が世界のEV事情を解説するウェビナーシリーズ(全2回)を開催します。

 9月30日(金)19時からの第1回のテーマは「2035年、世界の新車6割がEVに 日本が『後進国』にならない条件」。10月14日(金)19時からの第2回のテーマは「欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線」です。各ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。


■第1回:9月30日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:2035年、世界の新車6割がEVに 日本が「後進国」にならない条件
講師:ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナー滝澤琢氏

■第2回:10月14日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線
講師:フレイル・バッテリー(ノルウェー)CTO(最高技術責任者)川口竜太氏


会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
主催:日経ビジネス
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。