F:TNGAはプリウスが採用第1号と伺いました。

「4代目プリウスは、TNGAの頭出しでもありました」

:その通りです。もともとプリウスの4代目への切り替えは、同時に行う訳です。これがプリウスに課せられた一番の大きな役割でもあります。

F:そこなんですが、TNGAは非常にカバーレンジの広いプラットフォームです。別にプリウスに最適化された規格ではない。プリウス専用という訳では無いのですよね。

:ないです、ないですね。

F:ということはつまり、もっと本当は違う、プリウス専用のものを組むことが出来たら、今よりももっと燃費がよくなったとか、或いはもっと操縦性能が上がったとか、そういうことは考えられませんか。初めに縛りがあったわけですよね。「プリウスはTNGAを使えや」という役割があったわけですよね。

:そう。確かに縛りはありました。プリウスはTNGAを使えやと言われる縛りは間違いなくあったんですけれども……


 あースミマセン。ここで時間切れです。会社に行く時間です。

 サラリーマンは辛いです。それではみなさまごきげんよう。さようなら。マジ急がないと…..。

加速する輸入車のディーゼル化

こんにちは、ADフジノです。

まだまだ続きそうなプリウス編ですが、トヨタがハイブリッドに注力する一方で、日本国内でもディーゼル車が確実に増え始めています。

その牽引役といえば、やはりマツダです。つい先日、アクセラのマイナーチェンジモデルが発表されました。注目点は既存の2.2リッターディーゼルに加えて1.5リッターディーゼル搭載モデルを追加設定したことです。

アクセラではこれまでディーゼルモデルを上級グレードにのみ設定しており、デミオやCX-5のディーゼル比率が半数以上を占めているのに対し、その割合は1割にとどまっていたといいます。発表会でマツダの小飼社長は、アクセラの国内販売におけるディーゼル車の比率を5割以上に引き上げると表明しており、1.5リッターディーゼルがアクセラの売れ筋モデルになるのも間違いないでしょう。近日中に試乗予定なので、どんな仕上がりなのかはまたこちらでご報告します。

また、その一方で輸入車のディーゼル化が加速しています。これまで先んじて日本市場でディーゼルモデルを販売していたメルセデスやBMWだけでなく、ようやく日本対応への準備が整ったジャガーやプジョー・シトロエンも導入を始めました。偶然にもこの数日、立て続けに各社のディーゼルモデルに乗る機会があったので、ここでざっと紹介してみます。

BMW320dでは、2012年から導入されている2リッターディーゼルエンジンが新世代モデルにスイッチした。最高出力は従来モデルから6psアップの190ps、最大トルクは20Nmアップの400Nmに。JC08モード燃費は約10%向上の21.4km/ℓを達成。少しガラガラ音の気になった前期型に比べ明らかに静かに、そして速くなった
マイナーチェンジしたボルボV40。XC90にはじまった新世代ボルボの象徴であるトールハンマー型LEDヘッドライトなどを採用し、エクステリアデザインが一新された。2リッターディーゼルエンジンは奇しくもBMWと同じ190ps/400Nmを発揮する。足回り等のメカニズムに大きな変更点はないというが、明らかに乗り心地も良くなっており、年次改良できっちりと熟成が進んでいる印象
ジャガーF-PACE。ジャガー初のSUVであり、ディーゼル搭載モデルもラインナップされている。新開発の2リッターディーゼルエンジンは、180ps/430Nmを発揮。2トン級のボディをものともせずグイグイと進むのが気持ちいい。上級グレードがガソリンの3リッターV6スーパーチャージャーなのに対し、このディーゼルはエントリーという位置づけで、639万円~という価格も魅力的
プジョー508。欧州ではディーゼルの先進メーカーとして知られるプジョーのディーゼルエンジン“ブルーHDi”がようやく日本にも上陸した。508に搭載される2リッター4気筒ターボは180ps/400Nmを発揮。プジョーらしいしっとりとした乗り味と相まってロングツーリングも楽ちんな、なかなかの癒し系
プジョー308。308では上級モデルのGTに上記508と同じ2リッターを、一方こちらのエントリーモデルには1.6リッター4気筒ディーゼルを搭載する。最高出力は120ps、最大トルクは300Nmと必要十分、というか速い。そして何よりも魅力はそのお値段。ベーシックな308 Allureで299万円〜で、もちろんエコカー減税も受けられるのだからもはやディーゼルを選ばない理由はないかと

いずれのメーカーの2リッターディーゼルでも、4リッター車なみの400Nmものトルクを発揮しますから、低回転からググッと力強く加速し軽快に走ります。そして、音はどんどん静かになっており、ぶるぶるとした振動などもほとんど感じることはありません。要は昔のディーゼルに対するもっさりとしたイメージとはまったく違って、走って楽しいクルマが多いのです。

先日ある石油メーカーを取材した際に聞いた話ですが、原油を精製する際にはガソリンだけでなく、同時に軽油もできるのだといいます。そして、その軽油はすべてを日本で消費しているのではなく、多くを海外へ輸出しているのだそうです。わざわざ輸入したものをまた輸出する、なんとも効率の良くない構造になっています。そういうエコの観点から言っても、いまディーゼルを選択することは大いにアリだと思います。