MINIってこんなに良かったっけ?

 前後にはほとんどクルマがいない。第二東名は路肩を広く取ってあり、しかもド直線が続くので、しっかりメーターを確認しながら運転しないと、うっかり速度超過してしまう可能性がある。法定速度は守らなければいけない。遵法の精神でハイパワーのクルマを運転する。

 高速安定性はすこぶる良い。加速も力強く実に心地良い。失礼ながら、MINIってこんなに良かったっけ?というのが本当のところだ。せっかくの試乗記なのだから、通ぶって何かケチを付けなければいけない。運転しながらアレコレとイチャモンを考えたのだが、何も思い当たるところがない。大きくなったと言ったって、横幅は1725ミリに収まっている。プリウスより35ミリも小さいのだ。昨今の車体巨大化現象の風潮からすれば、可愛いものである。

 自宅から蒲郡の会場まで約300キロ。MINIは長い時間乗れば乗るほど、ジワジワと良さがにじみ出てくるような味わい深いクルマだった。家を出たときよりも蒲郡に到着したときのほうが、往路よりも復路のほうが、よりクルマの印象が良くなっている。

 乗れば乗るほど味が出る、噛めば噛むほど味が出る。都こんぶのようなクルマである。MINIはイギリスとドイツ合作の、都こんぶだったのである。

 後日、このクルマでツインリンクもてぎに、耐久レースの練習にも出かけて、トータルの走行距離はなんだかんだと軽く1000キロを超えた。満タン方式で計測した燃費は、リッター当たり15.5キロだった。もう少し伸びるかと思ったが、まあこんなものだろう。

MINIでもてぎへも行った。常磐道はMINIの天下だった。

 MINIはとても良く売れている。前回お届けしたNOTEオーナーの片田さんではないが、「ガイシャが欲しいけれど、何を買って良いのか分からない。アレコレ悩むのもメンド臭い」という方は、これを買っておけば絶対に間違いない(なんて言うとMINIフリークの方に叱られそうだが)。

 MINI。良いクルマです(太田胃散調)。

 それでは新型MINIの◯と☓を。

 MINIのここが(・∀・)イイ!!

  1. 優れた高速安定性:三代目になって、ここまでピシッと真っ直ぐ走るようになりました。クルマがちゃんと真っ直ぐ走るのは、実にめでたいこと。
  2. 怒涛の加速:そこのけそこのけSDが通る。もうディーゼルがトロいなんて言わせない。
  3. 座り心地が良く、ホールドの良いシート:シートが良いのは意外だった。完全に偏見だが、MINIのシートはサイテーというのが今までの私の印象だったのだ。

 MINIのこれはちょっとどうもなぁ….(´・ω・`)

  1. どセンスな電飾内装:田舎のラブホテルだってもうちょいマシです。
なんですかこれは(笑)