どんどん車種を広げていく

F:「より多くの方に味わって頂きたい」ということは、これからどんどん車種を広げて行くんですよね。日産の持つモーターは、いまこのリーフとNOTE共有の一種類だけですか?他に種類があるのですか?

:今はこれだけですね。これ一本です。

F:このモーターとバッテリーの組み合わせだと、どれくらいのサイズのクルマが動くのだろう。JUKE(ジューク)くらいは動かせますか?

:ジュークなら全然いけるんじゃないかと思いますね。80キロワットというと。254のトルクが回転0キロから出るんですから、ジュークに載せれば、かなりの「走る感」が味わえると思います。

F:モーターはリーフとまったく同一。バッテリー容量は15分の1。これは単にリーフのバッテリーを小さくしたものと考えて良いのですか。単に同じものの15分の1を積んだだけ、という解釈で正しいですか?

:それはちょっと違っています。ハイブリッド用とバッテリーEV用は、少しだけ特性の方向性が違うんです。

F:少し違う。どのように違うのですか?

:うんと単純に言うと、バッテリーEVは容量型。ハイブリッドの方は、電気の出し入れが頻繁なので、それに対応するという感じのイメージで。もうとにかくパワーを瞬時に出して、また瞬時に回生する、みたいなね。ハイブリッド向けは、どちらかというとそちらの方向に振られた設計になっています。同じリチウムイオンバッテリーでも、味付け、というか方向性の違うものが載っている。そんなイメージです。

F:リーフのバッテリーはNECの流れをくむAESC製。NOTEも同じ会社のものですか?

:違う会社ですね。あれは……。

ここでピシャリと広報の女性からストップがかかった。

広報女性:それはお答えできません!発表していません。

F:え?あ、そうですか……。

:言えないみたいですね。スミマセン。

 読売新聞の報道では「NOTE e-POWERのバッテリーはパナソニック製」なる記述を発見した。実際のところはどうなのだろう。ご存じの方がいらしたらコメント欄で教えてください。

F:そうそう。これを聞こうと思っていたんだ。この画期的なシステムを載せたのが、どうしてNOTEだったんですか。しかも中古……と言ったら悪いか。モデル途中のマイナーチェンジのタイミングで。新しい仕組みなのだから、フルモデルチェンジの時に華々しく載せるべきではないのですか。そのほうがもっとドカンと売れたのに。まあ結果的にはマイナーチェンジでも日本一になりましたが。

:日産のクルマの中では、ノートが一番日本の市場における「受け入れ性」が高いのかな、というところはありますよね。本当にたくさんの方に乗っていただきたいので、それには、ノートで展開して行くのが一番かな、と。

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