こんにちは、AD高橋です。

 フェルさんの新型フォレスター話はまだまだ続きますが、今回の後ヨタは初代フォレスターの話を。

 本企画の担当であるマイトのY氏も乗っていたという初代フォレスターがデビューしたのは1997年。現在は全高が1715~1730mmあるSUVの王道的なスタイルをしていますが、初代の全高は1580mm。どちらかというとステーションワゴンにSUVの雰囲気を盛り込んだクロスオーバーモデルの先駆け的存在でした。

 デザインはやや薄眼で睨みをきかせるようなフロントフェイスが特徴的。そして最高出力250ps、最大トルク31.2kg-mを発生する2L水平対向ターボを搭載(デビュー時はターボのみのラインナップだったのです)。ブロロロロ…と低い音を出しながら豪快に加速する独特な乗り味に衝撃を受けました。

 2000年にはなんとSTI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)の手が入ったS/tb-STiまで登場。さらに度肝を抜かれました。同じ年に登場したトヨタ・ハリアーがクロスオーバーSUVの市場を切り開いていったものの、当時はまだSUV=クロカン4WDが主流の時代です(あとはRAV4が作りだしたライトクロカン)。初代フォレスターはかなり異色の存在でしたよね。

初代に副編集長が付けた粋なあだ名

 当時、私はあるクルマ雑誌の編集部に在籍していました。その雑誌の副編集長は、フォレスターの記事に“ジャパニーズ・タイフーン”という見出しをつけたのです。

 「なるほど、タイフーンか……」

 フォレスターの立ち位置を一言で表したこの見出し、今でも鮮烈に覚えています。

 タイフーンとはGMCブランドから1992年に登場した3ドアボディのSUV。これは小型ピックアップトラックをベースにしたSUV「ジミー」をベースに最高出力280psを発生するV6 4.3Lターボを詰め込んだモンスターマシンでした。直線の速さは強烈で、そこらのスポーツカーじゃ太刀打ちできないほど。一方でコーナーは超おっかなかったですが。

 顔つきは派手ではないけれど、独特の武骨さが醸し出す迫力に、前のクルマが道をあけるほど。当時はアメ車といえばシボレーアストロやカプリスなどがブームでした。タイフーンはそのあたりとはまったく違う、独特のカッコよさがあったのを思い出します。

 そんなタイフーンに乗っていたことで知られる有名人が故ムッシュかまやつさん。あの優しげな風貌とクルマのギャップがとても印象的でした。

 タイフーンの写真、あちこち探してみたのですが見つからなかったので、気になる人はぜひ検索してみてください。

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