こんにちは、AD高橋です。

 先週は新型フォレスターの発表会会場でSUBARUの中村社長兼CEO(取材当時は専務執行役員)への突撃インタビューを敢行! 本企画の取材は、なぜか毎回ヒヤヒヤします……。本編ではまだまだSUBARUの面白い話が続くはず。みなさん、楽しみにしていてください!

 さて、今回は6月20日に開催された新型フォレスターの発表会で行われたプレゼンテーションから、私がグッときた一言を掘り下げたいと思います。

 発表会ではアンヴェール後、まず中村氏が概要を説明。その後、布目智之氏による車両解説がありました。

 フェルさんの記事にもありますが、布目氏は新型フォレスターの価値を

  • 1:Trust in FORESTER(代々磨いてきた信頼感)
  • に加え

  • 2:Comfort for Loved Ones(大切な人との快適な移動を提供する心地良い空間=先週触れた内容です)
  • 3:Stir of Adventure(あらゆる人の冒険心を後押しする、タフに使える機能とたくましいスタイリング)

 だと話します。

 そして、Adventureを支えるもののひとつとして、荷室の使いやすさにこだわったと言います。

 私はこの“Adventure=積載性”という部分に、「そうだよな」と感じました。

 ともすると積載性という性能はクルマ選びの際に軽視されてしまいがち。クルマ関係の仕事をしている人でも「どれも荷物が積めるんだからわざわざ比べても仕方ない」と考え、積載性に関わる企画は外されたりもします。

 でも私は、積載性はクルマ選びで絶対に軽視してはいけない機能だと考えています。クルマ購入後の使い方は人それぞれ。趣味に打ち込む人もいれば、子育てに必要という人もいるでしょう。クルマで出かけるとき、必要な荷物が積めなかったら台なしです。

 ましてやSUVやミニバンは「クルマを買ったら家族や仲間とどう遊ぼう」と考えている人も多いもの。中にはクルマ購入をきっかけに新しい趣味、昔打ち込んだ趣味を始めようと考える人もいます。

 SUBARUのプレゼンで出てきたAdventureという言葉。冒険と言われると大ごとに感じるかもしれませんが、家族でキャンプやスキーに出かけることだって、仲間とサーフィンを楽しむことだって、それは冒険のはず。ましてやクルマ購入をきっかけにデビューしたり、久しぶりに再開する人にとっては大冒険です。たとえばキャンプに行こうとしたのにいくつかの荷物が積めなかったら冒険を諦めなければならなくなる可能性だってあります。

 「そんなに荷物をたくさん積みたいなら、ハイエースのような大きなクルマを買えばいい」という話もよく出ます。もちろんその通りですが、予算や駐車場、普段使いのことを考えるとそれができないから、多くの人は普段の使い勝手と積載性のバランスを考えながらクルマ選びをするんですよね。それに実は1BOXにたくさんの荷物を積む人ほど、どんな風に荷物が積めるか、使いやすいようアレンジできるかなどを考えるのではないでしょうか。

 フォレスターは単にたくさんの荷物を積むことだけでなく、積みやすさにもこだわったと言います。私はこの部分も評価したい。いくら荷物がたくさん積めても、荷物を積みづらかったらいろいろ考えながら積んだり、何度も積み直したりしなければなりません。冒険の前後でこれをやっていたら、肝心の冒険に集中できないし、冒険前に疲れてしまいます。

 布目さんも強調されている通り、新型フォレスターは先代よりも荷室の開口最大幅を134mm広げて1300mmにしました。開口部の下側も先代より158mm広い1258mmとしています。また、ルーフボックスに荷物を積むときやカヌーなどを載せたりしやすいよう、リアドアのステップがフラットになり、幅も広げられています。

 キャンプものの撮影など、早く実車でその積載性を試してみたいですね。

 最後にひとつ。クルマを選ぶとき、ほとんどの人はリアハッチを開けて荷室を見ながらいろいろなことを考えると思います。「新しいクルマを買ったらこれを積みたい」というものがあるなら、ぜひその荷物をすべて持ってお店に行き、どのように積めるか試してみましょう。買ってから思い通りに積めなかったとなっても後の祭りです。事前に話せばお店も快く応じてくれるはずです。