F:これは面白い。天下の大社長がそんなに運転にコダワリが有るなんて、すごくいい話じゃないの。これ、世の中には全然知られていないよ。レース活動なんて、ヘタすりゃ社長の道楽くらいに思われている。

 直接お話を伺いたいな。インタビュー取ろうよ。有田くん、セットしてよ。

広報有田さん:うー。社長のインタビューは難しいです。本当に分単位でスケジュールがビッシリ埋まっているので。これだけはフェルさん、マジで難しいです。

F:読者のみなさんもきっと待ち望んでおられる。ねえY田さん。

編集担当Y田:……難しいですよ。簡単に言ってくれますけど。

 86GRMNの開発には、章男社長が深く関わっていた。

 テスト車両から降りた社長が、「俺の片思いか……」とポツリ一言。
 この時の開発陣の「へ?」という顔が目に浮かぶ。

 章男社長のお話、みなさんも聞きたいですよね。コメント欄が「聞きたい!」で埋め尽くされたら実現するかも知れません。(実現したらその号はさすがにヨタ抜きですかね)。ご興味の有る方は清き一票を!(笑)

 それではみなさままた来週。

2台目は何にしようかなぁ…。
自動車業界の激動が促す"妄想"

みなさんこんにちは。編集担当のY田です。

最近、ライドシェア業者と自動車メーカーの連携の動きが急加速しています。トヨタ自動車は、米ウーバーテクノロジーズと資本・業務提携すると発表。時を合わせるように、独フォルクスワーゲン(VW)も、イスラエルのライドシェアサービス会社であるゲットに3億ドルを出資することを明らかにしました。

一見、利害が相反すると思われるライドシェア事業者と自動車メーカーが連携を図る背景には、クルマの利用形態が「所有」から「共有」にシフトしつつあるという現実があります。ライドシェアサービスの登場で、サービスの提供者(ドライバー)として収入を得られる道が開かれました。その収入をアテに車を購入する人が増えるのであれば、ライドシェアは必ずしも自動車メーカーの敵とは言えません。

メーカー側からすれば、ライドシェアのドライバーにリースで車を提供する、好条件でクルマを販売するという選択肢もあります。一方のライドシェア事業者にとっては、稼働車両の確保と言う点で、提携によるメリットを期待できます。

こんなクルマがたくさん走るような時代になる?

両者の思惑通りの未来になるかどうかは別として、こうした動きは、厳しい市場環境に置かれているスポーツ車にとって、もしかしたら福音になるかもしれないと感じています。

その希少性がライドシェアサービスの利用者にとって魅力となるなら、相応の収入を期待できる分、例えば2台目として嗜好性の高いクルマを購入できる余地は広がります。また、自動運転技術がさらに進歩すれば、自らが所有するスポーツ車を、使用していない時にはライドシェアサービス事業者に貸し出すといった使い方が生まれる可能性もあります。

本連載で取り上げている「86」や「S660」のようなクルマがもう少し増え、目にする機会が増えれば、「クルマ=実用性・経済性」という一般的な意識も、ちょっとは変わりそうな気も。「2台目を手に入れられるのであれば何がいいかな?」と妄想を膨らませつつ、「あっ、駐車場はどうしよう?」との極めてチッチャイ悩みの前に、その妄想も一気にしぼんだりするわけですが…。

そうだ、自動運転技術がもっと進歩すれば、バレーパーキングを前提に、ちょっと遠くの安い駐車場を借りればいいかも。

いずれにせよ、クルマの世界は、激変の前夜を迎えています。