:そうです。そして案の定そうなりました。狙ったわけじゃないですが、全ては想定内のことでした。ご存じのように……まあ……いろいろ言われました。でも僕ら、それで間違いないと信じ続けてやって来たんです。

F:すごい。良いお話です。初志貫徹。いまのRXのFスポなんて、本当にカッコ良いですものね。フロントのアミアミなんて、本当に良いと思います。

 最初にボロクソ言われることは想定内だった!
分かっていても、悪く言われ続ければ辛い。それを耐え、貫き通した。
最近レクサスがイケているのには、不遇の時代をグッと耐え抜いた「初志貫徹」の精神があったからだ。レクサス加藤さんのインタビューは次号へと続きます。

 読者のみなさん、こんにちは。AD高橋です。

 2017年からレクサスのマーケティングスローガンが「EXPERIENCE AMAZING」に変わりました。LEXUSブランドコンテンツのWebではグローバルブランド広告のムービーをはじめ、さまざまなコンテンツが公開されています。

 レクサスブランドの日本展開がスタートした2005年のマーケティングスローガンは「微笑むプレミアム」。日本初のプレミアムブランドであることを全面に出し、ブランドスタート時に導入された「GS」と「SC」のメディア向け試乗会が京都の南禅寺を会場に行われたのを今でも覚えています。そしてレクサスディーラーも日本ならではのおもてなしを提供することが話題になりました。

 2013年からマーケティングスローガンが「AMAZING IN MOTION」に変わりました。当時のプレスリリースによると、「時代の先を見据えた高級車とライフスタイルの関わり方を提案するため、自動車領域に留まらない様々な領域で活動する」とあり、デザイン、映像、建築、アート、匠の技、食、ファッションなどの幅広い分野でレクサスの有るライフスタイルを提示する動きが始まりました。

 その象徴となったのが東京・南青山にオープンした「INTERSECT BY LEXUS」でしょう。1階のカフェスタンドではノルウェー発のコーヒーバー・FUGLENとコラボレーションしたメニューを提供。2階にあるCRAFTED FOR LEXUSではお洒落な雑貨などが販売されています。そしてイベントスペースでは著名クリエーターを招いたイベントが行われています。

 「AMAZING IN MOTION」で私が驚いたのは、2013年に幕張メッセで行われたクラブイベントで参加者がレクサスISのコックピットに座り、VJを操作できるというプロモーションを行っていたこと。TOWA TEI、DJ NOBUといったアンダーグラウンドシーンのビッグネームのプレイに合わせ、自分が操作した映像が巨大スクリーンに流れる。この演出で会場にいた若者も盛り上がりました。

 さまざまな切り口でライフスタイルを提案してきたレクサスの戦略が功を奏したのでしょうか。2005年のブランドスタート時はどちらかというと年配の方が乗るクルマというイメージがありましたが、現在ではヤングファミリーや20代の若者でも「レクサスに乗りたい!」という人が増えているように感じます。ソニー損保が毎年行っている「新成人のカーライフ意識調査」の2017年版では、欲しいクルマ(ブランド含む)で6位に入っています(2016年は17位)。これは魅力的なクルマが増えたのはもちろん、マーケティングの成果も上がっているからではないでしょうか。2017年からの「EXPERIENCE AMAZING」でブランドイメージがどう変わっていかに注目です!

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

セミナー開催 フェルディナント・ヤマグチ流「部下育成」!

 本コラムの著者、フェルディナント・ヤマグチ氏が「日経ビジネス課長塾オンデマンド」主催のセミナーに登壇します。

 今回、課長塾オンデマンドではあえて、「企業人としてのヤマグチ氏として、登壇してください」とお願いしました。なぜならヤマグチ氏は、「コラムニストとの両立」という多忙な生活を、20年もの長きに渡り成立させてきた人だからです。本セミナーでは、そんなヤマグチ氏ならではの(仕事についての)方法論に迫ります。

 とはいえ講演時間は、わずか1時間。そこで今回は、「部下育成」にテーマを絞って話していただきます。部下やチームのマネジメントにお悩みの方は、ぜひご参加ください!






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