「ヘタをすると客に言い負かされちゃったりして」

F:うーん。BMWの営業の人は大変だなぁ。そんなに細かく覚えきれないよね。客は自分がカネ出して買うクルマだから真剣に調べてくるだろうし。ヘタをすると客に言い負かされちゃったりして(笑)。

:なかなか大変だとは思います。ですがお勧めする方としては、いろいろな車種があり、いろいろなエンジンがあると、こちらがダメならこちらはどうでしょう、とお勧め出来るというメリットがあります。販売する車種が多いのは確かに大変ですけれども、贅沢な悩みかなとも思います。

F:贅沢な悩み。なるほど。しかし車種だけでなくそれぞれのメカニズムまで勉強しなくてはいけないとなると……。

:今日ここに同席させていただいているのは、全国のメカニックに対する技術トレーナーです。

 特に最近の新しいニューモデルトレーニングは、お客様のニーズをくみ取って、技術の面からも適切なおクルマを提案するというのが1つの大きなポイントとなっているのです。

 同席しているのは、BMWの技術トレーナー、高橋昌志さんと西村篤司さんである。

 次号ではBMWのディーゼルと、「FFなのに、なぜFRっぽくできるのか」に関して伺っていこう。

「お前もか!」と言われそうですが……。

 みなさま、はじめまして。

 前担当のS馬の勇退(逃亡?)により、新しく本コラムの編集担当になりましたY田です。これからどうぞよろしくお願いします。

 フェルさんが前々回の記事(雪道走行「転ばぬ先の杖」)で、「しかしこれほど担当編集者がコロコロ交代する著者は私だけではありますまいか。何か私に問題があるのでしょうか……。」と書いていますが、これだけ好き放題やっておきながら、悪びれることなく「何か私に問題が?」と言い放つ著者の鞄持ち(尻拭い?)を受け持つことになり、誠に光栄です。編集者冥利に尽きます。

 隣の席には、前々担当「マイトのY」が座っているのですが、私がフェルさんの担当になったことが決まった後から、妙に優しく接してくれるようになりました。瞳の奥に、憐憫の情を見え隠れさせながら。

 前担当のS馬も、「それほど大変じゃないですよ。いいこともあります」と明るく励ましてくれます。「いいこと」とは何なのかを尋ねると、私から視線をずらし、顔を若干うつむき加減にしながら口ごもるのが気になりますが。

 さて、新担当としての皆さまへのご挨拶を兼ね、まずはこのコラムに関わるものの宿命ともいえるあの話題について、先に告白しておきます。

「私、マツダ車のオーナーです」

デミオを買ってしまったから、フェルさんの担当に抜擢されたのでしょうか?
デミオを買ってしまったから、フェルさんの担当に抜擢されたのでしょうか?

 わざわざお伝えする必要もないかとは思ったのですが、何となく、先にゲロっておいた方がいいような気がしまして……。

 「“マツダ地獄”に逆戻りするのでは?」とご心配される読者の方々もいらっしゃるかと思いますので、これまた先に申しておきます。

 「そうなったら、ごめんなさい」

 うそです。そうなりませんのでご安心を。たぶん。
 それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

セミナー開催 フェルディナント・ヤマグチ流「部下育成」!

 本コラムの著者、フェルディナント・ヤマグチ氏が「日経ビジネス課長塾オンデマンド」主催のセミナーに登壇します。

 今回、課長塾オンデマンドではあえて、「企業人としてのヤマグチ氏として、登壇してください」とお願いしました。なぜならヤマグチ氏は、「コラムニストとの両立」という多忙な生活を、20年もの長きに渡り成立させてきた人だからです。本セミナーでは、そんなヤマグチ氏ならではの(仕事についての)方法論に迫ります。

 とはいえ講演時間は、わずか1時間。そこで今回は、「部下育成」にテーマを絞って話していただきます。部下やチームのマネジメントにお悩みの方は、ぜひご参加ください!






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