二代目フリードの○と×

 それでは最後に二代目フリードの○と×を。

フリードのこれはナイス!

1:新設計プラットフォームがもたらす高剛性
ホンダの面目躍如。「ミニバンなのに」なんてもう言わせない。

2:新設計プラットフォームがもたらす底床化
これは便利です。ものすごく便利。床が低いことがここまで目出度いとは思わなかった。いや実に目出度い。フリードには安価な車椅子仕様車まで設定されているのだ。本チャンの介護車輌はべらぼうに高いですからね。

3:(ハイブリッド仕様の)DCT搭載
やっぱりDCTは良いなぁ。加速の気持ちよさが格段に違うもの。選ぶならハイブリッド一択でしょう。ノーマルエンジン車はCVTですからね。

フリードのこれはちょっとどうもなぁ……

1:巨大過ぎるリアゲート
荷物の積み下ろし易さとのトレードオフなのだが、いくらなんでもデカ過ぎない?スーパーの駐車場でいちいちドキドキしなくてはならない。

2:消極的なハイブリッド
もうちょっとEVモードで頑張って欲しい。加速するとエンジンがすぐにかかってしまう。

3:バックするときの変な音
音がダサい。前のほうが好きだ。

 ということで次週は開発者インタビューです。お楽しみに!

北米国際自動車ショーでのベストパフォーマンス賞は豊田章男社長!

こんにちは、ADフジノです

年明けは久しぶりに北米国際自動車ショー(デトロイトショー)へ行ってきました。

リーマンショック以降、アメリカビック3の経営破たんの危機や自動車のデジタル化(IoTをはじめ電動化、自動運転化)の流れにより、年頭の自動車メーカーの主戦場がラスベガスで開催されるIT&家電見本市のCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)へと移行しつつあるようです。たしかにデトロイトショーでは以前ほどのスケール感や派手な演出は影を潜めていましたが、それでも2015年、2016年と過去最高の自動車販売台数を記録し続けているアメリカ経済の好調さを感じさせるものでした。

各社のプレゼンの場にはフォードのビル・フォード会長にマーク・フィールズCEO、ダイムラーAGのディーター・ツェッチェ会長、日産のカルロス・ゴーン社長に、ホンダの八郷隆弘社長などなどといったお歴々が登壇し、アメリカ市場がいかに重要であるかをアピールします。

経済メディアは、次期大統領のトランプ氏が自動車工場のメキシコ進出に否定的なツイートをしたことに対し、各社のトップからコメントをとることに躍起になっているように見えましたが、中でも、まるでそうなることを予見していたかのようなトヨタの豊田章男社長の、アメリカへの貢献度を訴えるプレゼンは秀逸でした。デトロイト川も凍る寒々しい街で、地元の記者からも幾度も笑いを取るユーモアを交えたスピーチは、今回のショーにおけるベストパフォーマンスだったように思います。映像も和訳もリリースされていますので、ぜひじっくりご覧ください。

新型カムリのプレゼンテーションに、豊田章男社長が登壇した際のワンシーン。映像や和訳などスピーチの詳細は<a href="http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/14670371/" target="_blank">こちら</a>で</p>
新型カムリのプレゼンテーションに、豊田章男社長が登壇した際のワンシーン。映像や和訳などスピーチの詳細はこちら

ショー会場のCOBOセンターから、対岸のカナダ側を望む。日中の気温も平均的にマイナス10℃くらいでデトロイト川も凍る寒さ
ショー会場のCOBOセンターから、対岸のカナダ側を望む。日中の気温も平均的にマイナス10℃くらいでデトロイト川も凍る寒さ
ホンダのワールドプレミアは、北米仕様のオデッセイ。かつては日本でもLAGREATの名で販売されたことがあるラージサイズミニバン。3.5リッターエンジンにミニバン初の10速ATを組み合わせる
ホンダのワールドプレミアは、北米仕様のオデッセイ。かつては日本でもLAGREATの名で販売されたことがあるラージサイズミニバン。3.5リッターエンジンにミニバン初の10速ATを組み合わせる
いまやスーパーカーを市販することと、FIA GT3準拠のレースカーを用意することは切っても切り離せない関係になりつつある。日産GT-R、レクサスRC Fに続く、日本メーカーとしては第三弾となるGT3マシンがこのNSXだ。今シーズンよりアメリカのGTカー選手権に参戦予定という
いまやスーパーカーを市販することと、FIA GT3準拠のレースカーを用意することは切っても切り離せない関係になりつつある。日産GT-R、レクサスRC Fに続く、日本メーカーとしては第三弾となるGT3マシンがこのNSXだ。今シーズンよりアメリカのGTカー選手権に参戦予定という
11年ぶりにフルモデルチェンジしたレクサスLS。従来の4ドアセダンとは一線を画すクーペシルエットにするため、6ライトキャビン(サイドウィンドウが片側3枚ずつ計6枚ある)デザインを採用している。そのガラスの内側にピラーを収めるなど、チリの精度も含めてボディ表面の滑らかさはさすがのもの
11年ぶりにフルモデルチェンジしたレクサスLS。従来の4ドアセダンとは一線を画すクーペシルエットにするため、6ライトキャビン(サイドウィンドウが片側3枚ずつ計6枚ある)デザインを採用している。そのガラスの内側にピラーを収めるなど、チリの精度も含めてボディ表面の滑らかさはさすがのもの
CESに続いて、デトロイトでも自動運転やコネクテッドカーなど近未来のモビリティについて基調講演を行った日産のカルロス ゴーン社長。CESで発表された詳細は<a href="https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-4bb3bf6dc9a861c1c65f79706b00129b-ces-2017-j?lang=ja-JP" target="_blank">こちら</a>で見ることができる
CESに続いて、デトロイトでも自動運転やコネクテッドカーなど近未来のモビリティについて基調講演を行った日産のカルロス ゴーン社長。CESで発表された詳細はこちらで見ることができる

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

セミナー開催 フェルディナント・ヤマグチ流「部下育成」!

 本コラムの著者、フェルディナント・ヤマグチ氏が「日経ビジネス課長塾オンデマンド」主催のセミナーに登壇します。

 今回、課長塾オンデマンドではあえて、「企業人としてのヤマグチ氏として、登壇してください」とお願いしました。なぜならヤマグチ氏は、「コラムニストとの両立」という多忙な生活を、20年もの長きに渡り成立させてきた人だからです。本セミナーでは、そんなヤマグチ氏ならではの(仕事についての)方法論に迫ります。

 とはいえ講演時間は、わずか1時間。そこで今回は、「部下育成」にテーマを絞って話していただきます。部下やチームのマネジメントにお悩みの方は、ぜひご参加ください!






>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。