漏れ聞いた話では、銀行の同期社員たちの行末も、キャリア官僚の出世双六に似て、同期の一番出世が役員になるや、同じ期の行員たちは、揃って子会社なり傍系の企業に出向を余儀なくされるというのだ。

 サル山構造の組織は、その内部で暮らすメンバーを、サルのような人間に変えてしまう。

 天下りを根絶するためには、同期が役員なり次官になるずっと以前の段階の、若い働き手である時代から、一人ひとりがサルの心を持たないように努めるところからはじめないとうまくいかないと思う。

 関係各位のご検討、だけでは足りない。健闘を祈りたい。

「いや、小田嶋さん、それ、お役所や銀行だけじゃないですから」
サル山暮らしン十年、そろそろお尻もすり切れました。
全国のオダジマファンの皆様、お待たせいたしました。『<a href="http://amzn.to/2hoz1xY" target="_blank">超・反知性主義入門</a>』以来約1年ぶりに、小田嶋さんの新刊『<a href="http://amzn.to/2ilPQYQ" target="_blank">ザ、コラム</a>』が晶文社より発売になりました。
全国のオダジマファンの皆様、お待たせいたしました。『超・反知性主義入門』以来約1年ぶりに、小田嶋さんの新刊『ザ、コラム』が晶文社より発売になりました。

 全国のオダジマファンの皆様、お待たせいたしました。『超・反知性主義入門』以来久方ぶりに、小田嶋さんの新刊『ザ、コラム』が晶文社より発売になりました。以下、晶文社の担当編集の方からのご説明です。(Y)

 安倍政権の暴走ぶりについて大新聞の論壇面で取材を受けたりと、まっとうでリベラルな識者として引っ張り出されることが目立つ近年の小田嶋さんですが、良識派の人々が眉をひそめる不埒で危ないコラムにこそ小田嶋さん本来の持ち味がある、ということは長年のオダジマファンのみなさんならご存知のはず。

 そんなヤバいコラムをもっと読みたい!という声にお応えして、小田嶋さんがこの約十年で書かれたコラムの中から「これは!」と思うものを発掘してもらい、1冊にまとめたのが本書です。リミッターをはずした小田嶋さんのダークサイドの魅力がたっぷり詰まったコラムの金字塔。なんの役にも立ちませんが、おもしろいことだけは請け合い。よろしくお願いいたします。(晶文社編集部 A藤)

この記事はシリーズ「小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。