将来のために貯金をすべきでしょうか

Q いつも楽しくなおかつ勉強させていただきながら「乗り移り人生相談」を読ませていただいております。現在家庭内別居中の私の相談は、この年になって恥ずかしいのですが年金を払っておりませんし、貯金もありません。家にはお金は入れてますが(家内は物心とも不満)それ以外を靴、服、女性、友人との交際等に使ってしまいます。この年になって不安を感じないと言えば嘘になります。40代前半までは仕事もうまくいっており何とか自分で稼いでいくと思ってましたが、50歳になろうとしており思いどうりに行かないこともわかりました。ただこの生き方はかえられません。将来のために貯金はするべきでしょうか?

(49歳・男性)

ミツハシ:今回はシマジさんが苦手とするおカネの相談です。

シマジ:俺も貯金はない。「身の丈に合ったカネを稼ぎ、身の丈に合った使い方をするのが幸せだ」なんて偉そうなことを言いながら、明らかに身の丈以上に使っている。年金をすべて女房に渡している以上、自分で稼いだ分は自分で好きなように使っていいと思っていたから、カネはシングルモルトやシガーにカタチを変え、最後には小便とケムリになって東京の海と空に消えていく。正直に告白すると、ちょっとまずいと思っているんだよ。さすがにそろそろ貯金をしなければいけないんじゃないかと時々思うんだ。

俺は長生きしそうだから貯金したほうがいいのだが…

ミツハシ:72歳にしてそろそろ貯金ですか。

シマジ:そうだ、悪いか? 何しろ俺は元気だ。以前患ったガンも心臓病も定期的に検査をしていて主治医から「シマジさん、どこにも問題はありません」と太鼓判を押されている。免疫学の泰斗である奥村康教授(順天堂大学医学部免疫学特任教授)からは「シガーを吸っているから認知症にはならないでしょう」と言われている。俺はまだまだ長生きしそうだ。そうなるとやっぱり、そろそろ貯金をしたほうがいいという結論になる。

ミツハシ:だけど、貯金などできないことも自分で分かっている。

シマジ:勝手に決め付けるな。でも、ミツハシの言うとおりだ。この生き方は変えられない。ある人は俺のカネの使い方を浪費と呼び、ある人は無駄遣いと呼ぶ。

ミツハシ:それ以外言いようがないですから。

シマジ:だが、俺はアグレッシブにカネを使っているんだと思っている。それにしても、相談者がうらやましい。まだ49歳。俺よりも23歳も若い。カネを貯める時間ならいくらでもあるじゃないか。