
この連載では、以下の■図にある「7つのステップ」の中で、
①「3つの基本戦略」
②「多様なメンバーをチームに集める」
③「無消費の状況や満足過剰な顧客を探す」
④「『正しく』ブレインストーミングを行う」──という4つのステップについて説明してきました。
そして、前回から⑤「破壊的アイデアを選び出す」方法を説明しています。
戦略とは、選ぶことである
私がかつてハーバード大学ビジネススクール留学中に受けた、経営学者のマイケル・ポーター先生の講義で印象に残った言葉に"Strategy is a choice."(「戦略とは、選ぶことだ」)というものがあります。
その言葉の通りに、この連載の前回、私たちはブレインストーミングで出された多種多様な「アイデア候補生」の中から破壊的アイデアを戦略的に「選び出す」ための12の「質問項目」うち、前半の6つを学びました。
②顧客はなんらかの制約によって妨げられているか?
③「必要十分」な部分と「優れている」部分のバランスは適切か?
④比較的低コストで素早く実現可能か?
⑤顧客が既存サービスや「無消費」の状態から乗り換えてくれるか?
⑥目的達成のためにパートナーは協力してくれるか?
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