新年明けましておめでとうございます。
平素、日経ビジネスをご愛読いただき、ありがとうございます。日経ビジネス編集長の磯貝高行です。
「一年の計は元旦にあり」。この格言の由来は、戦国大名・毛利元就の言葉という説があります。それが「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり」。朔は訓読みで「ついたち」、鶏鳴は一番鶏が鳴く早朝を指します。つまり一年、ひと月、一日の初めにしっかりとした計画を立てて臨むのが重要という意味です。皆さんは新年にどんな計画を立てましたか。
2022年はロシアによるウクライナ軍事侵攻、急激に進んだ円安など、政治・経済の両面で不安定な状況が続きました。2023年も引き続き、先の読めない混迷の時代が続くとみています。
それでは「想定外」の事態ににどう備えるか。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんは「計画と準備があれば、事態が想定外だったとしても、何をすべきかを考えられる」と話しています。
先の読めない世界を生き抜くために、計画と準備を怠らない。その手助けができるよう、日経ビジネスは引き続き価値ある情報を皆様にお届けします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。