【メルマガ独自解説】
 「今日はどちらから?」「東京からです」。日経ビジネスの5月2日・9日合併号特集「サウナのすゝめ 人も企業も『ととのえる』」の取材では北海道など地方も巡りました。大自然のサウナで肩を寄せ合っていると、見知らぬ人ともすぐに打ち解け合います。裸同士の一期一会、サウナ→水風呂→外気浴という「ととのう」サイクルのなか、極限までリラックスした状態だからこそなせるわざなのでしょう。
 全国各地のサウナを渡り歩く「サ旅」をする若者とも大分で出会いました。彼の住まいは北海道ですが、九州のサウナを探訪していると言い、この後は名古屋に向かうとのこと。水風呂からロウリュ(熱した石に水をかけて蒸気を発生させる入浴法)へのこだわりなどまで、各地には個性豊かなサウナがあり、多くのサウナ愛好家たちをとりこにしています。
 昭和のおじさんたちのたまり場だったサウナは今、とても面白く変化しています。ビジネスパーソンも健康目的だけでなく新たな社交場として集います。特集ではそんなサウナ新世界を余すところなく描きました。
(日経ビジネス副編集長 上阪欣史)