【メルマガ独自解説】
 テキサスの州都オースティンから近郊の産業都市サンアントニオまで自動車で約80分。飛行機で飛ぶには近過ぎるし、レンタカーを借りるには時間が足らな過ぎるし……。致し方なく選んだウーバーでの移動でしたが、結果として大正解でした。
 「ビジネス誌の取材に来たのだったら、イーロン・マスクなんか取材したいのでは?」
 オースティンに6年前に移り住んでからずっとウーバー運転手をしているという白人男性(年齢は50代前半といったところか)は唐突にこう言いました。
 「もちろん! 彼のオースティンの自宅はどこにあるか知ってる?」と何気なく聞いてみると……。
 「知っているよ! 彼がこちらに引っ越してきてから約1カ月後にものすごいたくさんの人を自宅に招いて盛大なパーティーを開いたんだ。招かれた客が帰宅時に一斉にウーバーを呼んでね(笑)。だからドライバーをしている僕の友達も知っているんだ」
 その後も彼はマスク氏が足しげく通うという、とある店舗の店員から聞いた話も披露してくれましたが、それはここでははばかれるので控えます(「う~ん、知りたい」という方のためのヒントは「月会費3000ドル」)。筆者が子どもの頃は「家政婦は見た!」というテレビドラマをよく見ていましたが、今や「ウーバードライバーは見た!」が成立しそうな時代になりました。
 8月30日号の特集「シリコンバレーはもう古い?」では、ニューヨークで新型コロナウイルスの感染爆発が収束した後、ようやく本格再開した出張の成果を詰め込んでいます。「真実は現場にあり」を実感! ぜひご一読ください。
(ニューヨーク支局長 池松由香)