【メルマガ独自解説】 新株予約権というのは、とても不思議な存在です。企業が資本(資金)を調達する手法の一つですが、時には非常にありがたがられ、時には非常に迷惑がられるからです。資金繰りがつかず潰れそうな企業を救ったり、ストックオプションとして「株長者」を生んだりしたかと思えば、買収防衛策に使われて株主平等の原則に反すると批判を浴びたり、思ったような資金が調達できない誤算を生んだり。それもこれも、価格面を含めた設計が複雑かつ自在で、様々なスキームを構築することができるからでしょう。 今回のスペシャルリポート「『いきなり!ステーキ』は失敗 活用急増する新株予約権の功罪」では、新株予約権を巡る企業の“悲喜こもごも”を取材しました。コロナ禍が続くなか、生き残るために新株予約権を活用しようという動きは今後も相次ぐと思われます。企業、投資家、従業員、こうしたステークホルダー全員のためになる新株予約権になることを願ってやみません。 (日経ビジネス記者 奥 貴史)
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「いきなり!ステーキ」は失敗 活用急増する新株予約権の功罪
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