【メルマガ独自解説】
 「なぜ今なの?」「本当に大丈夫?」「リスク高くない?」――。3月8日号のスペシャルリポート「荒波の『コロナ起業』 3重苦に立ち向かう起業家のリアル」では、新型コロナウイルス禍での起業の現状を追いました。取材に応じてくれた起業家の多くは、周囲から冒頭のような言葉を投げかけられたそうです。
 実際、環境面では厳しさがあるのは事実です。2020年1~9月の国内でのスタートアップ投資金額は前年同期比で減少。コロナ禍で成長できるかどうかの見通しは厳しくなっています。対面営業が難しい中、顧客開拓ができないという課題もあります。
 それでも起業家は「社会構造の変革は新たなビジネスのチャンス」と考え、立ち上がっています。ある起業家は「このタイミングで起業できなければ一生できないと自らを奮い立たせた」と打ち明けます。起業家たちは何を思い、どういった困難を乗り越えたのか。「コロナ起業」の熱意から学べることは少なくないはずです。
(日経ビジネス記者 佐伯真也)