【メルマガ独自解説】
 「20年間負け続けたメンバーをどう変えるか」
 倒産の危機からV字回復を果たした学研。一番難しかったことは社員の変革だったと宮原博昭社長は言います。
 この言葉を聞いて思い出したのはスポーツの世界です。常勝チームは安定して結果を出し続ける一方、負け癖のついたチームは大事な場面で勝ち星を落とす。戦力や能力の差ではなく、負けしか知らないチームは勝ち方を知らないのです。
 ケーススタディー「学研ホールディングス、危機抜け出し11期連続増収」では、670万部という人気雑誌を発行していた時代から一転、出版不況と少子化で低迷した学研が復活した道のりを取材しました。20年間負け続けた会社を立て直す鍵やヒントは、どこでもない社内にありました。人やノウハウ、ブランド価値――。過去に積み上げたアセットのほこりを払って磨いてあげれば、再び輝けるチームを作り直すことは可能かもしれません。
(日経ビジネス記者 橋本真実)