【メルマガ独自解説】
 100年に一度の大変革期にある、といわれる自動車業界。販売店の生き残り競争も、その例外ではなく厳しさを増しています。サブスクやカーシェアなど新しい車の乗り方も広がりを見せ、コロナ禍でオンライン販売も拡大。もしかすると、Amazonや楽天など通販サイトに新車がずらりと並ぶ日がくるかもしれません。
 約460万台の国内新車販売を支える自動車ディーラーは、業界団体の加盟店だけでも全国に1万6000カ所ほどあります。岐路に立たされた彼らが今、活路を見いだそうとするのが「リアルとのつながり」です。地元水族館のペンギン飼育水槽の掃除や商店街の活性化。一見すると自動車販売とは関係のないようなことが、これからの生命線になるというのです。
 2月15日号のスペシャルリポートは「自動車ディーラーサバイバル 『売る』以外の価値を模索」。地域貢献、デザイン改革、DX(デジタルトランスフォーメーション)――。自らの存在意義を問い直し、生き残りをかけて模索する各地の販売店の姿を追いました。
(日経ビジネス記者 橋本 真実)