【メルマガ独自解説】
 「声を上げてもどうせ何も変わらない」「口は災いのもと」などという他人任せの考えに侵されているのでしょうか。高齢化のせいでしょうか。それとも私の勘違いでしょうか。日本人が夢や未来を語らなくなってきているように思います。特にけん引役となるべき企業のリーダーからの声がかつてに比べて聞こえにくくなっています。
 柳井さんは誰もが認める成功者。黙って事業に集中していてもそう困ることもないはずです。しかし、反発や批判のリスクを負っても「今の日本はダメ」と声を上げます。被害の全貌は不明ですが、日本はとんでもないダメージを受けます。全てを変えるチャンスです。どう再興すべきか、一人ひとりが声を上げる責任を負っています。
(日経ビジネス編集長 東 昌樹)