あらゆる業種、業態が変化を迫られる時代。企業の仕事が変われば、働く社員に求めるスキルや評価、育成制度も変わらねばならない。ミスマッチがあれば改革は躓き、成功すれば成長を加速できるだろう。
そして企業の人事制度は、「社員へのメッセージ」。
会社はあなたたちをこう思っている、こう育って欲しいと思っている、それを具体的に伝える人事制度は、企業が生き残るための大きな課題であり、ツールなのだ。その巧拙は、社員が生き生きと成長しているか否か=メッセージが伝わっているかどうかで測られる。、
変革期を迎えた企業がいま、人事制度をどう変えていこうとしているのか。組織開発コンサルタントとして、ブリコルールとブーケの2社を経営する小野寺友子氏、同社広報の平田麻莉氏、ふたりのワーキングマザーが、現場で奮闘する人事担当者に聞く。