昔の日本企業の仕組みを分析せよ

大城:日本にいると、マネジメント力を向上しろとか、生産性をアップしろとかよく言われています。この圧力がストレスになっている人がたくさんいます。こういった方に、ぜひアドバイスをいただきたいのですが。

兄貴:これはね。徹底的に先進諸国が進めてきた、合理主義の欠点。結果的には、社員さんが自分の首を絞めてきたようなもの。どんどん合理化進めて、どんどん優秀な機械やコンピュータを導入してきたわけや。それは、諸先輩方をはじめとして、自分たちの逆の功績なんやな。

 結果、自分たちが必要なくなるという、わけのわからん仕組みの中で、右往左往しているわけやけど。どういう事か言うたら、結局、もともとあった日本企業の仕組みをよくよく分析して継承的なところを取り戻す必要があると思います。

 それをね、一刻も早く取り戻せるように、専門の部署を設けてでも取り組んでいかないと、企業や社会はダメになる。これ以上は合併できないので。外国と合併するしか、もう残っていないわ。

 2万人企業とか、20万人企業とか、もうめちゃくちゃや。そのうちメーカーも全部一緒になってもうて、競争なくなる代わり独裁的になる。海外で競争しているけれども、それもなくなってしまったら、全部が独裁的世界企業になってしまうかもや。

 そこで合理化進めたら人がいらんようになる。人いらんようになるけど、税金はいる。企業が個人で収めている所得税をフルカバー全開で納めたいかというと、そうでもない。こんなもんほんまに難しくて、大先生がいっぱい考えている中で答えるの難しいけど漠然と社会主義国家風にならざるをえん。

 僕がね、20年後を考えて今の日本企業が進めるべき事、これはやっぱり若輩者の雇用。もしくはヒトの輸入や。

大城:人材の輸入ですか?

兄貴:人材も輸入したらいい。それはどうしてかというと企業が国際的営業力をつけるためにや。

 例えば、外国モラルわからん。外国人知らん。その国や地域のこと何も知らん。そんな若手を出向させてもモノ売るん無理や。日本が手塩にかけて製造したモノを、世界に向けて販売してくれる外国人を雇用すべき。

グローバルに売りたければ、その地域の人を雇用するという意味ですか

兄貴:アフリカに売りたいのならアフリカの人を雇用すれば良い。インドネシアに売りたいならインドネシアの人を雇用する。日本人が頑張るには時間がかかり難しいねん。

第2回に続きます

兄貴の対談相手である大城太氏の最新刊『華僑の大富豪に学ぶずるゆる最強の仕事術』を書店で購入した方に、兄貴と大城氏の対談の様子を動画で見られるキャンペーンを実施中です。⇒
【書店へGo!Go!キャンペーン】