改めてですが、人生を成功に導く秘訣は何でしょう。

トニー野中氏(左)と大城太氏

野中:先ほどもお話ししましたが、自分でコントロールできないことに、振り回されないことです。すべては自分なんですよ。自分自身で解決できることが多いのです。

 結局は、自分を変えていくことだと思うのですが、そのために大富豪の皆さんは、いい習慣を持っています。人の悪口を言わない、明るく謙虚で素直。早起きというのも、そこに入ってくるのかもしれませんし、また自分のことを卑下しないし、心のエネルギーを高く持っている。そういうことをされている方が多いですよね。

 そういうふうに、誰かに変えてもらおうというのではなく、自分自身の習慣で、自然に変わっていく。是非、そういうところを大富豪に学んでほしいです。自分自身が変わると、周りも絶対に変わってきます。チャンスにも恵まれます。

大城:周りを変えようなどと思わなくても、自分が変われば、関係性も変わります。だから、もっともっと自分を大切にした方がいいです。そこまで疲れさせなくて、いいんじゃないですか。

 東京に来るたびに思うのですが、疲れている人が多いと。電車に乗っていると、関西や地方とはくらべものにならないぐらい、疲れている人が多いなーと。そうなると、こちらもやられるんですよ。そのエネルギーで。

 なぜ疲れているのかというと、仕事にやられてるというよりは、自分で自分を攻めているんじゃないかと思うのです。自分を疲れさせている。そんなに消耗しなくていいと思います。

なぜその高級車を選んだのですか?

申し訳ないのですが、個人的な興味で最後にもう1つ。お二人の著書を読ませていただきましたが、共通点としてサラリーマンだったことが1つ。もう1つは、成功の証しとして、お二人とも高級車を購入されています。野中さんがフェラーリ、大城さんはベンツのSLクラス。ほとんどのクルマは買えるのだと思うのですが、なぜ、その車種を選んだのでしょうか?

大城:私はオープンカーに憧れていました。当時、アメ車のオープンカーは友人が乗っていたので、じゃー自分はベンツを目標にするんだと。実はそれだけなのです。

 でも、いろいろなところで「ベンツのSLクラスを買えるぐらいに成功したいと思い、それを実現した」と言っていたら、大城のトレードマークがベンツのSLクラスのようになってしまいました。実は乗り換えようと思っているのですが、周りに止められています。

野中:同じ3000万円のクルマでも、フェラーリと他のクルマでは全然違うんです。何が違うかというと、どこに行っても、まず覚えてもらえます。銀座のクラブとかでも。間違いないです。また、都内の首都高速は分岐、合流が多い道路ですが、必ずすんなりと入れてもらえます。

 例えば高速道路で事故を起こしたというニュースがあるじゃないですか。フェラーリが事故を起こすと、「フェラーリが事故を起こした」でニュースになる。ベンツとかポルシェだと、そういう名前は出ないですよね。

 やっぱり、フェラーリはクルマじゃないと思ってるんですよ。フェラーリという乗り物というか、壺のような美術品と考えた方がいいんじゃないでしょうか。

二郎がラーメンじゃないというのと、ちょっとだけ似ていますね。本日はありがとうございました。