大城さんが、習慣として心がけていることは何でしょうか?

1975年 2月 8日生まれ。大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーで営業スキルを磨き、起業を志す。起業にあたり、華僑社会では知らない者はいないと言われる大物華僑に師事。厳しい修行を積みながら、日本人唯一の弟子として「門外不出」の成功術を伝授される。独立後、医療機器販売会社を設立。アルバイトと 2人で初年度年商 1億円を達成。現在は医療機器メーカーをはじめアジアでビジネスを展開する6社の代表および医療法人理事を務める傍ら、ビジネス投資、不動産投資なども手掛ける。2016年 3月より日経ビジネスオンラインにて『華僑直伝ずるゆる処世術』を連載。
大城:サラリーマンのときと大きく変えているのは、食事です。サラリーマンのときは、やはり会社の人間と行くことが多かったのですが、今は家族、もしくは友人家族とともに取ることを心がけています。外に食べに行く場合でも、友人家族と一緒に行っています。
朝も、家族と一緒に食べることをとにかく心がけています。私は朝が早いのですが、子どもたちを無理矢理起こしてでも、家族と一緒に食べるようにしています。ここが多くの方と、ちょっと違うかなと思います。
食事は家族や友達と一緒にして、仕事の話は抜き。加えて早起き。
大城:野中さんの書籍にも書かれていますが、早起きでない大富豪はいないと思いま
す。サラリーマンのとき、私は全然成功していなかったのですけど、早起きはしていました。
先ほどお話ししたように華僑に弟子入りしたのですが、華僑の方はとにかくみんな早起き。その文化をすんなりと受け入れることができたのはよかったかと思っています。
もちろん、早起きですから、必然的に夜は早く寝ます。私、京都に住んでいるのですが、京都といえば祇園という繁華街がありますが、祇園に行ってもとにかく、11時には帰るようにしています。
大富豪はみんな早起きだ
欧米の大富豪も早起きですか?
野中:そうですね、みんな早起きです。そして、大城さんが言うように、みなさん家族を大事にしていらっしゃる。生活の中心には家族がいらっしゃる。大富豪の方を見ていると、特に強くそう思います。
私たちも家族を大事にしているとは思うのですが、それ以上なのでしょうか?
野中:家族をうまくまとめられないんだったら、ましてやビジネスや自分の会社をうまくまとめられないだろうから、なんでしょうかね。
それはおいておいても、何のためにビジネスをしているの、と聞くと、家族のためだという大富豪の方が多くいらっしゃいます。家族が活力であり、すべての基礎になっているように思います。
野中さんも、早起きですか? 早起きだと具体的には何がいいのでしょうか?
野中:いつも4時台に起きています。富豪の方々と会うようになり、ここ20年ぐらいは、ずっとそんな感じです。
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