
企業経営者、成幸研究家
1962年生まれ。石川島播磨重工(現IHI)にて、ジェットエンジンの設計開発に携わった後、5カ国共同開発エンジンの国家プロジェクト・メンバーとして英ロールス・ロイスに駐在。その後、米国のゴルフ用品メーカーにて、タイガーウッズはじめ多くの世界トッププロのクラブ開発で実績を上げ、ロスチャイルドをはじめとする、多数の大富豪やセレブリティーと懇意になる。現在、IT企業や投資会社など5社を経営する傍ら、たんなる「成功」が目的ではなく、「お金・時間・健康・人脈」の全てを満たされることを人生の目的とする成幸研究家として世界の大富豪たちの習慣や考え方を体系化している。
著書の「世界の大富豪2000人に学ぶ」シリーズは10冊、累計100万部を突破(電子書籍を含む)
野中:私は自分で成功しているとは基本的には思っておらず、まだまだやれると思っているのですが、経営者としては5社を経営しています。IT企業や金融投資の企業などです。
クルマは富裕層の代名詞ともいえるフェラーリを新車購入し、既に13年所有し続けています。フェラーリは、経済的に考えると買う事より維持し続ける方が難しいのですね。またアルファロメオなども持っており、普段の足として使っています。
大城:毎日が楽しい生活を過ごせている、時間が自由になっている、というのが、成功しているからなのかなと感じます。金銭的にも、心配がなく、そして健康である。満足はしていませんが、納得がいくものは手に入れたかなと思っています。
今日は何曜日かというのもあまり意識していないです。というのも、仕事をしていてもいいし、遊んでいてもいい。何をしていても楽しいと感じています。
会社は6社を経営していて、中国の工場を入れれば、トータルで60億円ぐらいの売り上げ規模になります。
たまには豪勢な食事をとろう
このように成功しているお二人をすぐにでもまねてみたい、という人もいるかと思うのです。私たちでも簡単にまねできるような習慣が何かないでしょうか? 普段心がけていることがあれば教えてください。
野中:私がお付き合いさせていただいた大富豪の方は、一部日本人の方もいらっしゃいますが、多くが欧米の方です。彼らは、普段は質素に暮らしているんです。普段の食事も豪勢なのではないかと思われるかもしれませんが、私も普段は質素に暮らしています。
かといって、あまり安いものばかりを食べているとセルフイメージが下がってしまうので、たまには数万円といった食事もします。普段はお茶漬けも食べますから、極端です。
セルフイメージが下がるというのは、具体的にはどういうことですか?
野中:例えば、100円ショップは大繁盛していて、私も重宝しますが、その一方で、格安なお店にばかり行っていると、どうしてもお金に対する目線が低くなってしまいます。高いものを見たら、手がでないとかになってしまう。そうなるとビジネスでも安いものを考えてしまう。そこが問題かと思います。
サラリーマンの方でも、たまには予約しなくてはいけないような店に行って食事をしてみる。そうすれば、それまでとは違った発見ができます。いいものが分かるようになると思います。
Powered by リゾーム?