トヨタ単独ではできない

昨年、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表した後は、周囲の反応はいかがでしたか。

根本:サプライヤーさんは相当驚いたようです。ビジネス上の直接的な関係がない方からは、「黙っていたトヨタがついに言ったか」という評価をいただきました。
 2050年に新車や工場でのCO2排出ゼロのチャレンジを掲げてますから、一旦は「良く言った」という評価をいただいたと聞いております。

 ただ、言ってしまった以上、それとの関係で「今の進捗はどうなのか」「実現できているのか」「うまくいっているのか」などと問われるので、これからがたいへんです。当然、それは覚悟の上なので、定期的に公表することになると思います。

ライフサイクルのCO2排出量を削減するために、従来とどんなことが変わりますか。

根本:従来から削減するためにサプライヤーさんにもお願いしてきました。長期目標の発表後に、サプライヤーさんに改めてお集まりいただいて、ご協力をお願いしました。
 調達部門からサプライヤーさんにCO2削減についてご相談下さいと伝えています。

 長期目標はトヨタの目標ですが、単独でできる話ではないことは我々は分かっています。

 サプライヤーさんなどサプライチェーンを組んでいる方々は当然ですが、エネルギー事業者やインフラ事業者の方々のご協力がないと進みません。トヨタが一歩踏み出します。できればご一緒いただきたいという意志を持って発表しました。