評価体制を抜本的に変える

 スマートフォンとディスプレー、2つの反省を踏まえ、やはり事前の品質評価を強化すべきだと考えています。製造委託している中国の工場出荷時の検査はしているのですが、そのチェックや日本側での品質評価の体制を抜本的に変えようと、今、動いています。

 ただ、ベンチャーですし、そのために多くの人を雇うべきではないとも思っています。また、スマートフォンと電動バイクでは見るべきポイントが全く違います。詳しく言えないのですが、手を貸してあげるとおっしゃってくださる方々がいまして、ものすごく救いだなと思っています。体制が整った段階で、改めてご案内させてください。

 「1人だから心配」という指摘は少し違うかなと思っています。今でもよく「1人家電」といわれるのですが、社員として私が1人というだけで、日本側では業務委託で5~6人のメンバーがいますし、中国の工場にも固定化された対UPQ向けのメンバーがいます。

 特に私たちの界隈に集まってくるメンバーというのは、皆さん、独立してスキルを切り売りできるような方が多く、たまたま、こういう形になっているだけです。この先、ずっと社員1人と決めつけているわけでもありません。

 昨年9月から私はずっと問題と向き合ってきましたが、一方で新しい製品への種まきも続けてきました。並行して動くのはものすごく精神的に厳しいのですが、そうしないとメーカーとして生きていけなくなります。

 私たちがUPQとして死んでしまったら、やっぱりモノ作りって大手でもベンチャーでも厳しいんだね、という結論で終わってしまうのがものすごく嫌で、ここを乗り切らなければならないと思っています。体制を整えて、もう一回り以上大きくなりたいなと今、本当に努力して準備をしている最中です。

 皆さんに、次に何を出してくるのか、予想を超えたものを出してくるんじゃないかと思ってほしくて、こういうブランディングをしてきました。応援していただけるのであれば、いい意味で期待を裏切れるような製品を引き続き出していきたいと思っています。