地元の三重県で「伊勢志摩サミット」が開催されます。何か取り組んでいることはありますか。

1963年三重県出身。87年慶應義塾大学法学部卒業後、米国に留学。89年柿安本店に入社。98年、取締役レストラン営業部長。常務、専務を経て、2006年12月に社長就任(写真/菊池一郎)
赤塚:柿安本店では三重県の後援を受けて、2010年から毎年恒例で「美(うま)し国 三重県フェア」を開催しています。今年は「伊勢志摩サミット開催記念」と銘打ち、5月12日から29日までの18日間、三重県の食材を使ったオリジナルメニューを当社が展開する精肉店や総菜店、レストランなどで販売します。
当社のオリジナルブランド、三重県北勢地域の指定牧場で肥育されたA5等級の三重県産黒毛和牛「三重 柿安牛」を使用した「柿安牛入りメンチカツ」や「松阪牛コロッケ」(251円、税込み)などをぜひこの機会に味わっていただきたいですね。
三重県は山や海の豊かな自然、食材に恵まれ、和牛の最高峰「松阪牛」や「伊勢エビ」といった全国的なブランドがあります。フェアを通して三重県の食材の魅力をPRしていきたい。
当社としては微力ながらサポーターという形で伊勢志摩サミットを盛り上げたい。まずは多くの方々に伊勢志摩サミットに注目していただこうと、サミットの公式ポスターを北海道から九州まで全国の柿安の店舗に掲示しています。

また伊勢志摩サミットに先駆けて4月22日から28日まで、当社が本社を構える三重県桑名市で中高生版のサミット「ジュニア・サミットin 三重」が開催されました。これは、主要7カ国から選出された15~18才の男女各2人の各国代表チームが首脳会合と関連する議題について討議するものです。当社ではこの開催に向け、本社近隣を桑名市役所職員やボランティア団体の皆さんと清掃活動を実施しました。
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