経営者に向けてのメッセージは。

塩沼:「心からの言葉と笑顔」です。今、一番大事なのはコミュニケーションです。デジタル化の影響もあり、フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションが得意でない若者も増えていますが、人と人、心と心のコミュニケーションこそが大切なときなのです。

言葉と笑顔が思いを伝える

 言葉と笑顔があってこそ、思いは相手に伝わります。ごめんなさいという謝罪も、心と言葉と態度が伴わなければ、伝わりません。

 とても当たり前のことですが、もう一度確認してもらうことで、人間関係が変わります。どんな人にも、好きな人や苦手な人がいるでしょう。でも、何があっても、読者の皆さんには、心からの言葉と笑顔で、相手とコミュニケーションをとれる一年をと願います。

月に2度、慈眼寺では塩沼亮潤大阿闍梨による護摩焚きと法話がある
月に2度、慈眼寺では塩沼亮潤大阿闍梨による護摩焚きと法話がある

(聞き手/日経BP中小企業経営研究所 副所長 伊藤暢人、構成/福島哉香 「日経トップリーダー」2017年1月号の記事を再編集しました)

AIが“同僚”となるであろう
2020年の新しい働き方を見通す1冊

AIが本格的に活用される時代、社会はどう変わり、企業はどうように変化していくのか。そのとき、人間に求められる能力とは――。 本書では、ビジネスの現場で採用事例とグローバルの最先端で活躍するAIの専門家による解説を通して、AIをうまく活用し、人間が能力を存分に発揮できる未来の新しい働き方を示します(1月20日発売予定)。

●いまなぜAIなのか?人類はどう向き合うべきか
●「AIが同僚」の時代に向けた働き方のロードマップ
●AIによって代替可能性が高い仕事とは?600職について試算・分析
●職場での実用化の今と未来 30社の最新導入事例を職種別に解説
●遺伝子分析、ソムリエ、CMクリエイター・・・AIの進化と専門技術  ほか

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