早川:現代人は誰しも、肩こりや頭痛、吐き気といった日常的な不調から大きな病気まで、体に様々な問題を抱えて生きています。そうした体の症状を根本から解消するため、その不調がなぜ起こったか、実はどの場所に疲労が蓄積しているか、その人の体を読みとき、弱った体をよみがえらせる。そのための鍵が人体力学だというのが私たちの考え方です。

膝の痛みの原因は膝にあるとは限らない

膝が悪いのは膝だけに原因があるとは限らない、と。

早川:体の悪い部分を直すには、表面に問題が表れている箇所だけでなく、体の中に隠れている、連動した部分にも働きかけねばなりません。例えば肩こりの大半は、実は食べすぎによる胃の疲れが原因なのですが、意外と皆さん意識しないのではないでしょうか。胃と関連した箇所を緩める事で、自然に肩が凝る必要がなくなる場合が多いのです。

こんな話は初めて聞きました。

早川:今の医学で唯一抜けているものがあるとするならば、運動系と内臓、運動系と心といった連動の視点ではないでしょうか。運動系に弾力と緩みがあるかどうかが、その人の心身の動きに直結している。それらを総合的に判断し、相手の元気を取り戻す。それが人体力学なのです。

今日はとても重要な話を聞いた気がするんですが、果たして読者の皆さんにうまく伝わったでしょうか。

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