「みんなにやさしい病院」に大賞

IAUDは普及に向けて、どんな活動をしているのですか

清水:一つ挙げるとすると、UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人を表彰する「IAUDアウォード」を2010年からほぼ年1回のペースで実施しています。2015年には東京の西葛西・井上眼科病院の施設が受賞しました。

どんな病院ですか

清水:井上眼科病院は眼科専門病院です。目の見えづらい人が多く来院します。お年寄りや赤ちゃん連れの人、車いすを使う人も足を運ばれます。こうした人々の五感に訴えるデザインを随所にちりばめています。例えば男性トイレでは男性コーラスが、女性トイレでは女性コーラスで場所を伝えています。また感触の違う床材を使うことで、患者さんを誘導しやすくするなどの工夫もしています。しかも継続的なPDCAの実施で、より人にやさしい病院にしようという試みが評価されました。こうした取り組み広がるように、IAUDの取り組みにも一層力を入れていくつもりです。

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