中国はデジタルで世界最先端、半分をECで稼ぐ

日本以外では、中国事業の拡大が顕著ですね。しかも、EC(電子商取引)の比率が極めて高いと聞きいています。

コンツ:中国の成長は非常に力強い。売上高は2015年に前年比で222%伸びましたし、今年も高い成長を見込んでいます。

 中国に進出したのはわずか3年ほど前のことですが、中国の消費者はダイソンの技術を理解してきていると思います。これまでダイソンの技術力が日本での成長をけん引してきたのと同じような状況が、中国でも起きています。コードレス掃除機や空気清浄機能付きファンなど環境コントロール製品が受け入れられています。

 ただし、異なる点もあります。それが、デジタル環境の浸透度合いです。特に、ECの普及度合いは非常に高く、中国は世界で最も進んだEC市場になっています。我々のビジネスでも、半分以上はアリババ集団の「天猫(Tモール)」や京東集団の「JD.com」といったECサイトからの売り上げです。

 今、我々は中国にデジタルの専門家を配置し、そこでデジタルでどのようにダイソンの技術を消費者に伝えていくかというノウハウを蓄積しています。そして、その学んだ教訓を中国から世界の他の市場に展開していこうと考えています。

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