松本さんも公団職員ですよね。

松本:公団時代に入った公団職員です。私の場合は海外事業部ができた2008年から米国に営業に来て、ほとんど自分が責任者としてやっていましたので、ここまで来たからには米国で会社を作り、事業を成功させたいという思いをずっと持っていました。その中で、「海外をやろう」というトップの方針があったので、ここまで来ることができたんだと思います。

インフラ投資のチャンス到来

起業家になりたいという夢があった?

松本:起業を考えたことはなかったですね。ただ、海外で仕事をしてみたいという夢はありました。実際、英語は趣味で勉強していましたし。

 このプロジェクトに関して言えば、米国に法人を作らなければ受注できないと分かったので、会社を作って事業を取りに行くか、これまでやってきたことをあきらめるかという二者択一で。どちらを選ぶかと言われれば、もうやるしかないだろうというふうに思ったというのが正直なところです。

トランプ大統領はインフラ投資を訴えています。

松本:民主党の大統領であれば、民主党がインフラ投資の法案を出しても共和党が反対して通らないという筋書きだったと思います。ただ、今回は特殊ケースで、共和党の大統領がインフラと言っています。議会共和党はもちろん賛成ではないと思いますが、自分の党の大統領が言っているので渋々でも従う方向になるんじゃないかと思っています。

社員は徐々に増加中(写真:ネクスコ・ウエスト USA提供)