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:まずは、信頼できる機関に相談するなりして、もっと米国の教育制度や留学の仕組みを真剣に勉強することでしょうね。いきなり米国の名の通った大学に進学できる英語力を持つ人はなかなかいないから、最初はコミュニティ・カレッジか州立大学付属の語学学校に入ることになる。その際、必ず寮に入ることです。学生寮がないところは問題外です。留学で人生を棒に振る人たちはカリフォルニアやニューヨーク留学に多い。ロス、サンフランシスコ、マンハッタンなど都会で遊んでしまうことも一因ですが、こうした地域は、学生寮がないコミュニティ・カレッジが多いんです。留学先として若者たちはどうしてもそういう地域を選びがちですから要注意です。

「どうせ留学するならカリフォルニアかニューヨークがいい」という考えは危ない、と。

留学で人生を棒に振らない2大鉄則とは

:寮に入れば放課後も学校に居場所を作れます。ルームメイトである外国人との間でのコミュニケーションも不可欠だし、向こうはチューター制度が発達していますから、授業が終わっても勉強を教えてもらえる。本当に英語漬けの毎日で相当辛い。でもそうした環境に置かれて初めて、本物の英語力が磨かれていく。高い志を持って真剣に留学に挑戦する学生は皆、情報収集だってしっかりやるし、ちゃんと寮に入りますよ。また、同じコミュニティ・カレッジでも、小規模で先生たちの面倒見がよく、4大への進学率が高いところを選ぶのもコツです。きちんと2年間頑張って勉強し、良い成績をとれば返済不要の奨学金付きで州立大学に編入することも出来るからです。費用を節約して留学したいなら、教育に力を入れている州、例えばテキサスなどの学生寮付きで進学率の高いコミュニティ・カレッジへ行き、4大編入を狙うのが良い方法でしょう。米国の若者の中にも、学費高騰によって学費の安いコミュニティ・カレッジ経由で4大に編入する人が増えています。

そうやってしっかり研究し信念を持って臨む人にとっては、留学は今も間違いなく人生の可能性と広げてくれる貴重なツールになる。でも、留学に逃げようとしても、ろくなことにはならん、というわけですね。