全日本空輸(ANA)は来春、大型旅客機「A380」を東京―ハワイ・ホノルル路線に導入する。機内サービスなどを企画する商品戦略部の今田麻衣子氏と直木美香子氏に、A380 ならではのサービスと、企画の作り方を聞いた。
(聞き手は白井咲貴、秋場玲美・日経ビジネス編集インターン)

■お知らせ■
日経ビジネスは、読者が自分の意見を自由に書き込めるオピニオン・プラットフォーム「日経ビジネスRaise(レイズ)」を立ち上げました。その中のコーナー「オンライン・インターン」では、ANAなど5社をメンターに迎え、学生の成長を支援するインターンプログラムを提供しています。ぜひ、ご参加ください。

<オンライン・インターン>
[ANA]快適なハワイへの旅、A380の機内サービスを考えよう
[三菱商事×ローソン]2025年のコンビニを考えよう
[大和証券]投資って何だ?
[ANA]地方にインバウンド客を呼び込むには?
[味の素]新規事業成功に必要な要素は?
[NTTドコモ]広報・プロモーションの仕事って何だ?
今田麻衣子・全日本空輸(ANA)CS&プロダクト・サービス室商品戦略部リーダー(左)と、直木美香子・同部アシスタントマネジャー

全日本空輸(ANA)が東京-ハワイ・ホノルル路線に導入するA380の特徴を教えてください。

今田麻衣子・ANA CS&プロダクト・サービス室商品戦略部リーダー(以下、今田氏):A380はエアバス製の旅客機で、ANAはホノルル路線に3機導入します。2階建てで全520席という大型旅客機です。1階は全席エコノミークラスですが、2階にはファーストクラス8席、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーも100席以上設けます。ファーストクラスは、ANAのホノルル路線では初めて導入します。

直木美香子・ANA CS&プロダクト・サービス室商品戦略部アシスタントマネジャー(以下、直木氏):カウチシートも導入します。エコノミークラスの60席が対象で、隣接する3~4席のレッグレストを上げてベッドのように使えます。通常のエコノミークラス運賃に追加料金を支払うことで利用できます。

機内サービスの企画も、お二人が所属する商品戦略部が担っています。どのようなサービスを提供予定ですか。

直木氏:ホノルル路線という特性を生かしたサービスを提供していきます。現在ホノルル路線では、当たりくじ付きの機内食や、インスタントカメラでの写真撮影といったサービスを実施しています。どの路線もお客様のニーズは多様化していますが、ホノルル路線は他の路線に比べるとニーズをつかみやすい所があります。出張客よりも観光客が圧倒的に多く、家族連れや女性グループなどがメーンの乗客だという点です。乗客の層や目的がおおむね同じなので、サービスの色は比較的出しやすいのです。出張客の多い他路線とはひと味違う、ホノルル路線だからこそのサービスをA380でも強化したいです。