ボヘミアン・ラプソディに泣く
岡:そうそう、すぐ治ると思ったら、もう全然治らなくて。病院で、ゴルフとかジムとかは行かないでくださいよ、って言われたんだけど、やっぱりゴルフに行ったりしていたの。それで余計にこじれたんですけどね。
小田嶋:せき風邪が結構、はやっているというからねえ。
岡:治らなくてねえ。ほら、お腹のみぞおちのところとか、いろいろ、あちこちが痛くなって。
小田嶋:そうそう、そうやって、やたら内臓に詳しくなっていく。
私たち、今、老人クラブにいますか?
ヤナセ:いや、一応、東工大の柳瀬研究室です。
小田嶋:ともかく、連載を続けられてよかった、ということだよ。
岡:とりわけ小田嶋なんて、ストレスも少なそうだしさ。
小田嶋:いや、意外とありますよ、これが。ちょっとオフレコですが、この間●●が●●になって、とても落ち込んだ。
岡:小田嶋にも、そんなことが起きるんだ。それは確かにきつい。
小田嶋:目の前が暗くなって、この2~3日、ふさぎ込んだよ。これでマージャンの打ち方も、ちょっと変わると思う(笑)。
岡:早い、弱い、明るい、が小田嶋の流儀なんだから、そこはずっと変えてほしくない。
小田嶋:いや、人生の暗転を味わい、そのプロセスの中で「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞したんだけれどね(「マリちゃんが聞いていた『オペラ座の夜』」)。
岡:ああ、それで、あのコラムの、あの文面ね。それはもう、染みるわね。
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